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《ブラジル》ブルマジーニョでまた遺体発見=先日の遺体から僅かの距離で

8カ月余りを経ても捜索活動を続ける消防士達(Corpo de Bombeiros/Divulgação)

 【既報関連】ミナス・ジェライス州ブルマジーニョにある、Vale社所有のコレゴ・ド・フェイジョン鉱山で1月25日に起きた鉱滓ダム決壊事故現場で、4日朝、新たな遺体が発見された。
 腐敗がかなり進んでおり、午後3時現在では性別や身元が判明していないが、これにより、この事故で遺体が発見された犠牲者が251人に増える可能性がある。
 消防(軍警)は遺体は完全な形で発見されたと発表したが、遺体の一部が既に発見されていた可能性があるため、万全を期す意味で、午後3時現在も身元が確認された犠牲者は250人、行方不明者20人との公式発表を変更していない。
 ダム決壊に伴う犠牲者には、胎児も2人含まれており、250+20+2の272人が犠牲者と報じているメディアもある。
 新たな遺体は、決壊したダムから4・5キロ離れ、深さ1・5メートルの場所で発見された。この場所は9月29日に発見された250人目の遺体があった場所から500メートルしか離れておらず、今後もこの付近で新たな遺体が見つかるのではとの期待が高まっている。(4日付G1サイトなどより)