全国財・サービス・観光商業連合(CNC)が、今年の「子供の日」商戦の売上は昨年比4・4%増の78億レアルとの見込みを明らかにしたと7日付現地紙サイトが報じた。この数字は、CNCがここ6年間で最良の結果を期待している事を表している。
最も売上が伸びると考えられているのは玩具や電子電化製品で、昨年同期比8・2%増の見込みだ。衣服や靴も4・5%増が見込まれている他、スーパーマーケットやハイパーマーケットでの子供用品の売上も3・5%増が期待されている。
他方、書籍や文具類の売上は昨年同期比で4・1%減と見られている。
売上予想上位4州と予想額は、サンパウロ州22億レアル、ミナス州7億7200万レアル、リオ州7億1200万レアル、南大河州6億1100万レアルで、これら4州だけで、全体の売上の55%を占めると見込まれている。
CNCは子供の日に良く売れる種類毎にプレゼント額の予測もたてている。それによると、衣類や運動靴の額は昨年同期比で各々、4%と3%、チョコレートは1・4%安くなり、自転車や玩具も各々、0・8%と0・5%減額する見込みだ。その他の項目では、書籍が26・8%、映画が14・3%、子供靴が11・5%のように、プレゼント額が高くなるとみられている。昼食費や菓子類の額も、各々、6・8%と4・5%高くなると予想されている。
書籍類の売上が減るとの予想は、書籍の価格上昇で別の品物を選ぶ消費者が増える事を予測した可能性がある。
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