ブラジル日本青年会議所(JCI、和田ルドルフ理事長)が主催する「ブラジル日本青年会議所全国大会」が11~13日まで、サンパウロ市リベルダーデ区のハッカ・プラザ(R. São Joaquim, 460)で開催される。
18歳から40歳までの若手日系実業家が所属し、全伯に40支部がある。今回は約400人の参加が見込まれており、パラナ州、サンタ・カタリーナ州、リオグランデ・ド・スル州からも参加する予定だ。テーマは「結束から変革(Unir para transformar)」。3日間を通して講演会、討論、コンクール、ワークショップなどが行われる。
土曜日に行われる講演会では、「持続可能な開発目標(SDGs)」を中心に講演(ポルトガル語のみ)する。ミナス州ブルマジーニョでの鉱滓ダム決壊事故時の被害者救出で大活躍したミナスジェライス消防局の相原ペドロ氏をはじめ、22人が登壇する。
また、太鼓、三味線、祭りダンス、折り紙、押し花等の日本文化のワークショップも行われる。
来社した和田理事長、同大会コーディネーターの川瀬アレシャンドレさんは「2017年からサンパウロで大規模な大会を開きたいと思っていた。大勢の人に参加してもらえれば」と来場を呼びかけている。
問い合わせ、詳細はサイト(https://cn2019.org.br/)で確認できる。
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「ブラジル日本青年会議所全国大会」で来社したJCIの和田ルドルフ理事長とコーディネーターの川瀬アレシャンドレさんによれば、昨年6月20日が『国際日系デー』が決まったのを受けて、サンパウロ市の公式カレンダーに組み込まれた。JCI、文協などが働きかけ、野村アウレリオ市議によって制定されたという。9月17日には、記念プレートを受け取ったという。来年6月は市を挙げて祝うことになるかも?