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いつから文協大講堂が「大聖堂」に?!

 日本の演歌歌手・北山たけしが4日にサンパウロ市の日伯友好病院を訪問し、イペーを植樹した。1984年に北島三郎も同病院敷地内にイペーと桜の植樹を行ったこともあってか、日本のスポーツ新聞サイトでも報じられた。
 だがそれらの記事をみると、6日に開催された「移民111周年記念スペシャルコンサート」の会場名が、ブラジル日本文化福祉協会大講堂ではなく、なぜか「サンパウロ大聖堂」とか「サンパウロ大講堂」という不思議な名称に…。
 「もしやセー大聖堂でもやっていたか?」と先頭そびえる厳かな大教会を思いうかべたが、あそこで演歌コンサートをやるわけはない。日系社会の芸能人には「聖なる舞台」だから大聖堂かとも考えたが、日本のメディアがそんなことを考慮する訳もない。
 さすがの日本メディアでも、スポーツ紙だと「精度」はこれくらいか。ブラジルの出来事が日本で報じられる機会はそう多くない。ぜひ正確な情報を届けてほしいもの。(大)