リオ市警が22日、翌23日のマラカナン・スタジアムでのリベルタドーレス杯準決勝「フラメンゴ対グレミオ」戦に偽の入場券で侵入し、観客に対して強盗を試みようとしていたグループを摘発し、21人を逮捕した。22日付現地サイトが報じている。
ネット上で出回った偽造チケットの存在からこうした犯罪計画があることをつきとめた警察は、22日朝、27人に対する逮捕令状を取り、摘発を行った。また、89人に事情聴取のための出頭命令が出た。
午前中の逮捕者は21人で、北部ジャカレジーニョ区のファヴェーラでは、捜査の過程で、バスに乗っていた男性とバイクを運転していた男性の2人が銃弾を受けた。また、マンギーニョス区では男性1人の死亡が確認されている。
また、リオ市以外の場所でも逮捕者が出たが、先の数字には入っていないという。
マラカナン・スタジアムでは2017年12月にも、フラメンゴの試合で同様の事件が起こっている。