22日、最高裁第2小法廷は、テメル政権時の大統領府総務室長官だったジェデル・ヴィエイラ・リマ被告と、実弟で元下議のルシオ・リマ被告に対し、各々、14年10カ月、10年6カ月の実刑判決を下した。リマ兄弟は、2017年9月にジェデル氏が利用していたバイア州サルバドールのアパートから、いくつものスーツケースや段ボールに詰めた合計5100万レアル相当の現金が発見された件で、資金洗浄の容疑をかけられていた。ジウマール・メンデス判事をはじめ、政治犯罪に甘いとの評価もある第2小法廷だが、メディアの報道でも強烈な印象を残したこの件では、さすがに満場一致での有罪判決だった。
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先週から、サンパウロ市リベルダーデ区のアメリコ・デ・カンポス街で魚などを販売するフェイラが行われている。これが近隣の商人や住人から多くの苦情を受けたと報道されている。この道路に面したグローリア街やアウメイダ・ジュニオール広場の横の通りはバスが頻繁に行き来するため、通行人の邪魔になるというのが主な理由だったが、中にはフェイラからの魚の強い臭いが美容院の営業妨害になったとの声も。開催場所を再考すべきか。
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22日に行われたサッカーのリベルタドーレス杯準決勝第2試合。アルゼンチンで行われ、宿命のライバル同士が対戦した試合は、ボカ・ジュニオルズが1―0でリーヴェル・プレートに勝ったが、初戦を2―0でものにしていたリーヴェルが、優勝した昨年に引き続いて決勝に進出した。決勝は1発勝負で、今年は11月23日開催だ。
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