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沖縄芸術家作品展29日から=USPで作品展、JHで講演

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 地域文化研究会「ゆがふ舎」(平井真人代表、在沖縄県那覇市)とサンパウロ大学(USP)は、日本の芸術家による染織・書道などの作品展、ワークショップを29日(火)~11月1日(金)、USP内の美術館(R. Praça do Relógio, 160 – Butantã)で開催する。
 11月2、3日にはジャパン・ハウス(以下JH/Av. Paulista, 52 – Bela Vista)で、染織家・平井氏が講演なども行う。いずれも入場、参加無料。
 作品展のテーマは「平井真人と『ゆがふ舎』に集う人びとの作品展 in ブラジル 2019―手仕事でつながる世果報(ゆがふ)・共生―」。海外での作品展開催は初となる。「世果報」はウチナーグチで「平和で豊穣な世」を意味する。
 USP展示会場では、ゆがふ舎の活動に参加する芸術家30人による染織、陶器、書道、写真などの手工芸品が楽しめる。日本から14人が来伯予定。開館は29日~11月1日の午前10~午後8時で、29日午後6時からは開会式を行う。期間中のワークショップはすでに満席。
 JHでは11月2、3日の午後3~4時半に、平井氏が講演「私の布染織術」と作品の公開制作を行う。
 ゆがふ舎は、平井氏の生家である古民家の修復作業を通して集まったメンバーで構成。古民家修復を通して手仕事の重要性を再認識したことを機に、地域の文化遺産を訪ね、展覧会も開きながら、手仕事の意義を伝えることを目的に活動を行っている。