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《ブラジル》フォード社=サンベルナルド工場の操業停止=Caoaによる買い取り難航で

30日で操業を停止するサンベルナルド工場のトラック製造ライン(Divulgação)

 サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポ市にあるフォード社の工場が29日、30日で操業を停止する事を明らかにした。同工場はトラックの製造を担当していた。
 同地区の金属労組によると、同工場の従業員600人は31日以降、順次、解雇される事になっているという。
 サンベルナルド工場では、トラック製造停止後も、管理部門の従業員約1千人を維持する意向だが、金属労組によると、これらの従業員も別の場所に異動する事になる見込みだ。管理部門の従業員の移動は来年の3月末の予定で、新しい社屋はサンパウロ市内の商用ビルになるという。
 サンベルナルド工場は1967年に操業を開始した由緒ある工場だ。同工場での製造ライン停止は、南米でのトラック製造部門からの撤退が発表された2月以降、予測されていた。
 同社では6月に同工場で製造していた唯一の乗用車であるFiestaの製造を停止しており、この時点で従業員750人が解雇された。
 工場閉鎖の発表後、サンパウロ州政府やサンベルナルド・ド・カンポ市市役所は同工場の買い取り手を探すなどして工場存続を図ろうとしたが、一時、進捗したかに見えたCaoa社との交渉は、最終的な合意成立には至らず、操業停止、工場閉鎖となった。
 Caoa社は中国のChery社の国内オペレーションの半分を担当し、韓国のHyundai社の車両の製造・販売も担当しているが、同社によるサンベルナルド工場買い取りは、資金面の問題で暗礁に乗り上げていたという。(29日付G1サイトなどより)

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