4日、大統領府戦略問題担当局(SAE)長官で、陸軍退役大将でもあるマイナルジ・サンタ・ローザ氏が辞任を発表したと5日付現地紙が報じている。
サンタ・ローザ氏の辞任は、大統領府総務室長官のジョルジュ・オリヴェイラ氏との対立が原因で起こったという。
オリヴェイラ氏は6月に就任後、国家近代化局長官のマルシア・アモリム氏も解雇しているが、アモリム氏とサンタ・ローザ氏は、2月にボルソナロ大統領の次男カルロス氏と対立して大統領府総務室長官職を追われたグスタヴォ・ベビアーノ氏から推薦された人物だった。
サンタ・ローザ氏は、自身の部下である軍人、少なくとも6人を引き連れての辞任となる。
サンタ・ローザ氏は軍部の中では大物のひとりで、同氏や部下の軍人辞任に、ボルソナロ大統領と軍の関係の悪化を懸念する声も流れている。
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