ホーム | コラム | 特別寄稿 | ブラジル三州パラグアイ交流=日本語お話大会=非日系が見事な紙芝居を発表=リンス在住 中場 マサ子

ブラジル三州パラグアイ交流=日本語お話大会=非日系が見事な紙芝居を発表=リンス在住 中場 マサ子

参加者全員で記念撮影

 去る10月26日(土)、27日(日)の二日間にわたって、第10回ブラジル三州・パラグアイ交流日本語お話大会が、サンパウロ州リンス市、リンス慈善文化体育協会において開催されました。
 主催団体、パラナ日伯文化連合会、主管パラナ日本語教育センター、実施団体、ノロエステ日本語普及会、後援団体、在サンパウロ日本国総領事館、国際交流基金サンパウロ日本文化センターで、木谷尭彦パラナ日本語教育センター長を始め、勝山三夫、八ヶ婦マリオ、嶋田範男、利光清治、吉永幸代、白石一資、中場マサ子、坂倉エンリケ、岡地建宣、前田ファビオ、山下ファビオ、森部常典、西本願寺、太宣寺と、多くの大会役員や各地区の会長に至るまで、ご支援頂きました。
 竜火太鼓の発表で開幕し、幼少年の部、C組、D組、E組のカテゴリー、新人、青年/成人の部も、設けられ、7歳から70歳に至るまで、幅広い生徒の発表でした。甲乙付け難い立派な発表で、堂々たるものでした。
 審査委員長、中場マサ子、パラナ州、砂山ふみ子、井上藍、南マットグロッソ州、藤田つぐお、名嘉俊雄、サンパウロ州、子吉佑、正垣尚子の6氏の審査員により、厳粛な審査が展開されました。
 アラサツーバより、紙芝居やパネルシアターの発表と盛り沢山で、飽きる事なく、時間が経過しました。
 発表後、表彰式でトロフィーやメダルを受賞し、満足気な顔に不満足気な顔と、勝敗を左右された厳しさが見受けられました。
 リンス慈善文化体育協会役員や婦人会、パラナ日伯文化連合会、吉永幸代の絶大なるご協力、水野晴佳JICA青年ボランティア、リンス日本語学校教師やアラサツーバ・モデル校教師の協力のお陰様により、無事、終了する事が出来ました。どうも有難う御座います。
 会館では、生徒交流会が繰り広げられ、生徒間の親睦が深まり、二階の教室でも、役員や、教師、父兄の意見交換会が熱心に交わされ、お話大会継続の絆を、痛感致し、頼もしくさえ感じられました。
 婦人会のご馳走に舌鼓を打ち、和気藹々の中、宿舎で睡眠を取りました。
 二日目は、ラジオ体操後、朝食を済ませ、Fazendinhaと言う、アイスクリームの美味しい観光地に移動し、牛や昆虫をカメラに収める人、お土産店での買い物を楽しむ人と、自由に寛いだ時間を過ごしました。
 会館に戻り、リンスの紙芝居と演奏に踊りの発表後、アンケートの記入でした。
 非日系が見事に紙芝居を発表されるので、日本人顔負けです。ブラジル国に於いて、とても微笑ましい光景で、有り難く、頭が下がります。日本文化は彼女達により、継承されている事に感激です。
 来年はパラナ州マリンガ大会の再会を誓って解散でした。
 皆様、大変お世話になりました。深く感謝致します。