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《ブラジル》ミナス州=州立校で17歳少年が銃発射=授業中の2人が銃弾浴び負傷

 ミナス・ジェライス州カライーの州立校で7日朝、17歳の少年が授業中に、教室の外から銃を発射し、授業を受けていた生徒2人が負傷する事件が起きた。7日付現地サイトが報じている。
 現場となったのは州立オルランド・タヴァレス校で、朝8時頃、同校の生徒だが、授業には来ていなかった17歳の少年が、高校1年の教室の前で銃身が2本の銃を発射した。
 授業はドアを閉めた状態で行われていたが、銃弾がドアを撃ち抜き、2人の生徒がそれぞれ、首と腕に被弾し、大量に血を流した。
 銃を撃った少年は、制服を着て学校まで行き、塀を乗り越えて侵入すると、校内で服を着替えて襲撃に及んだ。警察によると、少年は犯行後、自宅に戻ったが、兄弟に促されて警察に出頭したという。
 負傷した生徒2人は救急車で病院に運ばれ、手当てを受けた。病院側によると、二人共、命には別状はないが、一人は輸血を受けた後、別の病院に移送された。
 この事件により、同日の授業は中止されたが、8日の授業は通常通り行われる。