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《ブラジル》為替相場が1ドル=4・2レアルを突破=レアルプラン以降最高水準に

18日のドル/レアル為替市場は、前日比0・29%ドル高の1ドル=4・2055レアルで取引を終了し、レアルプラン採用の1994年7月以降、最高のドル高で取引を終えたと、19日付ブラジル各紙が報じた。
ドルは11月に入って4・90%高騰。今年に入ってからは8・63%値を上げた。1ドル=4・2055レアルは、4・1957レアルだった昨年9月13日以来のドル高更新だ。
「年末のドルを求める季節的傾向」、「ボリビアやチリなどのラテンアメリカ諸国の混乱」、「レアルの価値を高めるような要因やニュースがブラジル国内から出てこないこと」などが相まって、歴史的なドル高水準に達した。
また、19日は世界的にも新興諸国の通貨が値を下げた。ブラジル特有の事例に目を向けると、今月上旬の岩塩層下(プレ・サル)海底油田採掘権入札が不発に終わり、短期では国外からの投資が入る見込みが薄いと判断されたことも、ドル高の助長要因となった。
また、今週は20日の水曜日が「黒人の意識高揚の日」にあたるため、州によっては祝日となって営業日が少なくなることも、レアルより変動リスクの少ないドルを買う流れを作った。
季節的傾向を見れば、年末に向けてドルが下がる余地は大きくない。この時期はブラジル企業やファンドなどが国外送金を多く行うため、ドルの需要が高まるからだ。
18日の株式市場は、サンパウロ市株式市場指数(Ibovespa)が前日比マイナス0・27%の10万6269・25ポイントで取引を終えた。