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《ブラジル》10月は正規雇用が7万800人増=商業が4万4千人増で牽引
ブラジル経済省は21日、10月の全就労・失業者台帳(Caged)を発表。それによると、10月の正規雇用者は7万800人分純増となったことが分かった。22日付現地紙が報じている。
この数字は新たに正規雇用で職を得た人の数から、正規雇用だったのに職を失った人の数を差し引いたもので、2年前の10月の7万6500人に次ぐ多さだ。
また、今年4月から7カ月連続のアップで、今年1月から10月までの累積では、正規雇用者が84万2千人増えた。
「1月から10月までの累積」で比較した場合は、91万2千人だった2014年以来、5年ぶりの好結果だ。17年、18年の伸び幅はもっと小さく、15、16年は累積でマイナスを記録していた。
10月は、11月のブラック・フライデーや年末商戦に向け、小売店などでの新規採用が増える傾向があるが、専門家はそうした季節的傾向だけでなく、経済回復への期待感、信頼感が高まっていることも、10月の好結果の要因としている。
景気信頼感の回復には、社会保障制度改革の成立や、歳出削減を狙う政策集の提出、勤続期間保障基金(FGTS)や社会統合基金(PIS)/公務員財形計画(Pasep)の支払い開始、史上最低水準の金利などが寄与している。
正規雇用の増減を分野別で見ると、商業が4万4千人増、サービス業は1万9千人増、製造業は9千人増、建設業は7千300人増だった。
他方、農牧業は7800人減で、公共行政は427人減、公益事業は581人減だった。