サンパウロ州内陸部のペレイラ・バレット市で24日、チエテ川で水浴をしていた人達がピラニアに襲われ、5人がケガをする事件が起きた。
市役所の関係者は、足にケガをした人が水浴したため、血の匂いに誘われたピラニアが人々を攻撃したと見ている。昼食時に川に入り、最初に攻撃された人は実際に足にケガをしていたという。他の4人は午後になって襲われた。
負傷した5人の内、3人はペレイラ・バレットの病院に運ばれて治療を受けた。負傷者の中には足の指の一部を食いちぎられた人もいた。
市役所の職員達は同日午後、チエテ川の岸を巡り、ピラニアに気をつけるよう警告して回った。市役所によると、同市でピラニアによる被害が起きたのは、1998年以来の事だという。
事故が起きた現場は週末の利用者が多いキャンプ場に近く、警告のための看板設置などの措置も求められそうだ。(25日付G1サイトより)
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