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《ブラジル》ググの葬儀はサンパウロ州議会で=28日正午から22時間

生前のググ(Divulgação/Record)

 【既報関連】20日に米国で起きた事故で脳死状態となり、22日夜、脳死が宣告された国民的な人気者だった司会者ググ・リベラト(60)の葬儀が28日正午からサンパウロ州議会で行われる事になった。
 ググの遺体は27日夜にアズル機に搬入され、28日早朝にサンパウロ州カンピーナス市のヴィラコッポス空港に到着。その後は、軍警の先導を受けてサンパウロ市南部イビラプエラ区にある同州議会に運ばれる。
 葬儀は28日正午~29日午前10時までの予定で、一般公開される。その後は、サンパウロ市内ゲッツェマネ墓地にある家族の墓に埋葬される。
 ググは生前、全ての臓器提供の意思を伝えており、臓器摘出手術は24日に終了。最大50人が臓器提供を受ける可能性ありとされている。
 ググは事故直後、18歳の長男の通報で駆けつけた救急車で病院に運ばれたが、脳内出血が激しく、事故から半時間後に測定した脳の活動状態を示すレベルは、0~15の3と極端に低くなっていた。
 知らせを受け、90歳の母親も含む家族が米国に急行したが、最初は自力で行っていた呼吸も機械呼吸となり、脳内の血流が止まった事が確認されたブラジリア時間の22日午後9時過ぎに脳死と判定された。
 なお、18歳の長男と15歳の双子の娘、母親らは、遺体と共にアズル機で帰国する。(27日付G1サイト、同アジェンシア・ブラジルより)