モジ中央日本人会(池田篤会長)主催の第31回親睦紅白歌合戦が11月24日(日)午後1時より、モジ文化協会会館(R. Presidente Campos Salles, 230 – Vila Industrial, Mogi das Cruzes)でおよそ160人の来館者を集めて催された。紅組が17回目の勝利を飾り、会場は大いに盛り上がった。
日頃鍛えた喉自慢の歌手男女46組が紅白に分かれて競い合った。中でも最年長96歳の横山義孝さん(モジ在住)と、もう一人コロニア歌謡界では知らない人は居ないやはり96歳の榊原真治さん(モジ在住)が、若い人には負けない歌唱力で観客を魅了し、2人には記念品が贈呈された。
またショーで最年少、女の子では青田エミリーちゃん(7)が歌った「白ねずみ」と、男の子では松本ラファエル君(4)が歌った「がけの上のポニョ」、2人とも物怖じせず立派に歌い終わって拍手喝采だった。
こうして和気アイアイの内に番組が進み、途中ショーなどで盛り上がり全組が歌い終わったのが午後8時過ぎ、6人の審査委員が厳格な審査の結果今年の優勝は紅組に決まった。
優勝回数は全31回のうち白組が14回、紅組が17回となった。
紅組団長の黒飛オルガさんの手に池田会長から優勝トロフィが手渡され紅組は歓喜に沸いた。すぐに餅撒きで盛り上がり、夕食では心温まる家庭料理で舌づつみを打った、午後9時半に紅白は幕を閉じた。
池田会長は、「去年の紅白は歌い手さんが少なく苦労した。今年は会員だけでなく、他の地域からも応募してもらい、紅白46組ずつになりました。皆さんにはお世話になり良い紅白が出来ました」と盛会を喜んだ。
また吉田武登さんは、「この紅白は親睦を高めるのが目的なので、来年再来年と続けたいと思います。皆さんには、より多くの若い人たちが参加して下さるようお願いしたいです」と呼びかけた。