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《ブラジル》商業界の景気信頼感指数が0・5Pダウン=「将来への期待」が足を引っ張る
リオのジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)は、11月の商業界の景気信頼感指数が、前月比0・6ポイント(P)ダウンの97・8Pだったと発表した。
この指数は0~200の間で算出され、100Pより上ならば、商店主たちが景気を信頼している、または楽観視していることを示すが、100Pを下回る場合は、景気を信頼していない、あるいは悲観的に見ていることを示す。
同指数には13の構成部門があるが、それらの内の8部門で前月比ダウンとなった。
全体の指数低下に最も大きく影響したのは「将来への期待」で、この指数は10月の101・9Pから、1P下がり、11月は100・9Pとなった。
「現状認識」も前月比ダウンではあったが、95・1Pから94・9Pへと0・2Pダウンに止まり、「将来への期待値」ほどの下げ幅ではなかった。
FGV所属調査員のロドルフォ・タブレー氏によると、「将来への期待」の中でも、「今後数カ月間の売り上げ予測」が最も大きく下がったという。(27日付アジェンシア・ブラジルより)