昨日付で報じた、今年第3四半期の国内総生産(GDP)0・6%成長に関しては、「予想外に良かった」「上がったといっても少しだけ」などの世論が起こっている。だが、イギリスの経済新聞の権威「ファイナンシャル・タイムス」が、「今回ブラジルが発表した数字は正しいのか?」と疑問を呈す記事を発表し、話題となっている。同紙によると、アナリストたちは「大企業に在庫がかなり多かったこと」や「経済省が今回、輸出の数字を2度修正している」ことなどから、0・6%という数字が高すぎると見ているという。最近のボルソナロ政権にとっては貴重ないいニュースだったが、これもケチをつけられてしまったか。
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3日未明、サンパウロ市南部ヴィラ・マリアーナで火災が起き、4歳と2歳の子供が焼死する事故が発生した。この火災は、地下鉄パライゾ駅に程近い、ベルナルジーノ・デ・カンポス大通りに作られた仮設住宅で発生し、鎮火した頃には子供は2人とも炭化した状態だったという。この事故では、子供の両親が責任を追及され、逮捕された。両親も子供たちを助けようとして、3度のやけどを負っている。両親は、灯り代わりに蝋燭を使っていたという。
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フラメンゴの南米一、国内優勝に貢献した、エースのガビゴルが4日午前、5日の対アヴァイ戦が「マラカナンでの最後の試合になるかもしれない」と意味深な発言を行った。ガビゴルはイタリアのインテルへの移籍がうまくいかず、昨年に帰国してプレーしたところ、2年連続得点王がほぼ確実な大活躍。欧州再挑戦となるのか。