ブラジル地理統計院が12日に発表した10月の月次サービス調査(PMS)によると、10月のサービス業の売上は前月を0・8%上回った。
9月も1・5%増だったから、この2カ月間の累積は2・2%増となった。今年10月のサービス業の売上を昨年10月と比較すると、2・7%成長した。
調査責任者のロドリゴ・ロボ氏は、「サービス業は、7月から10月末までの4カ月間の累積で3%アップした。これは1月から6月末までに記録した、累積1・8%マイナスを挽回する伸び幅だ」と語る。
サービス業は「情報・通信」、「交通・交通補助・郵便」、「家族向けサービス」、「管理補完専門サービス」、「その他」の5部門に分けて算出される。
「情報・通信」は1・8%アップで、「交通・交通補助・郵便」は1・1%アップ、「家族向けサービス」は1・5%アップ、「管理補完専門サービス」は0・1%アップだった。「その他」だけは、マイナス0・3%を記録した。
また、今年1月から10月までの累積値は昨年同期比0・8%アップ、昨年11月から今年10月までの直近12カ月間の累積も、その前の12カ月間と比較して0・8%アップだった。
また10月のサービス業名目収入は前月比1・4%増で、前年10月比では6%増だった。
サービス業名目収入の1~10月累積は前年同期比で4・4%増え、直近12カ月間の累積は、その前の12カ月間より4・3%増えた。
また、国内27州(連邦直轄区も「州」扱いとする)のサービス業の売上は、22州で前月を上回った。(12日付アジェンシア・ブラジル、13日付フォーリャ紙より)
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