ブラジル・サッカー連盟は16日、来年1月に行われる、東京五輪出場チームを決めるための南米予選に出場する代表選手23人を発表した。
選出メンバーは以下の通り。<キーパー>クレイトン(アトレチコ・ミネイロ)、イヴァン(ポンテ・プレッタ)、フェリペ(グレミオ)、<右サイドバック>エメルソン(ベティス)、グガ(アトレチコ・ミネイロ)、<左サイドバック>アイルトン・ルーカス(スパルタック・モスクワ)、カイオ・エンリケ(フルミネンセ)、<センターバック>ガブリエル(リール)、イバニェス(アタランタ)、ヴァウセ(サンパウロ)、ロブソン・バンブ(アトレチコ・パラナエンセ)、<ミッドフィールダー>ブルーノ・ギマリャンエス(アトレチコ・パラナエンセ)、マテウス・エンリケ(グレミオ)、ドウグラス・ルイス(アストン・ヴィラ)、レイニエール(フラメンゴ)、ウェンデル(スポルティング・リスボン)、イゴル・ゴメス(サンパウロ)、<フォワード>アントニー(サンパウロ)、ペドリーニョ(コリンチャンス)、マテウス・クーニャ(ライプチィッヒ)、パウリーニョ(バイエル・レヴァークーゼン)、マルチネッリ(アーセナル)、ユーリ・アルベルト(サントス)
選手はいずれも、対象資格年齢となる、1997年1月1日生まれ以降の選手だ。
大方は、これまで招集され続けていたアントニーやペドリーニョら、ブラジル国内の1部リーグの若きレギュラー選手が主体だが、今回はそこに、現在イングランドの強豪アーセナルの主力選手として台頭中の18歳マルチネッリと、17歳ながら国内王者のフラメンゴで6得点をあげたレイニエールの存在が加わり、活躍が注目される。
ただ、その一方で、所属チームからの了承が得られなかったのか、センターバックでは、リャンコ(トリノ)やルイス・フェリペ(ラツィオ)など、これまで召集を受けながらも選出漏れになった選手が相次いだ。
また、レアル・マドリッドで活躍中の18歳ロドリゴ、19歳ヴィニシウス・ジュニオル、21歳ミリトンのブラジル人トリオは揃ってレアル側が解放を渋り、不選出となった。
さらに、本代表選出の常連にもなっているガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)、ルーカス・パケタ(ACミラン)、ダヴィド・ネレス(アヤックス)、レナン・ロディ(アトレチコ・マドリッド)、その他に有望視されていたマウコン(ゼニト)、ジェルソン(フラメンゴ)なども選出されなかった。
五輪南米予選は1月18日から2月9日までコロンビアで行われる。五輪に出場するには参加10チーム中、2位以内に入らなくてはならない。
ブラジルは予選リーグB組でパラグアイ、ボリビア、ペルー、ウルグアイと同組だ。ここを2位以上で決勝リーグに進出した上決勝リーグで2位以内に入ると、東京五輪出場権が得られる。
ブラジルは前回のリオ五輪で金メダルを獲得しており、東京で連覇を狙う。(16日付グローボエスポルテ、コレイオ・ド・ポヴォなどより)
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