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《クラブW杯》フラメンゴ逆転で決勝進出=アル・ヒラルを3対1で撃破

貴重な同点ゴールを決めたアラスカエタ(Alexandre Vidal/CRF)

 カタールのドーハで行われている、クラブW杯で17日、準決勝のフラメンゴ(ブラジル・南米代表)対アル・ヒラル(サウジアラビア・アジア代表)の試合が行われ、3対1でフラメンゴが勝利し、21日に行われる決勝に駒を進めた。
 アジア代表を決めるAFCチャンピオンズリーグ決勝で日本の浦和レッズに完勝し、今大会への出場権を得たアル・ヒラルは、14日に行われた準々決勝でアフリカ代表エスペランス・チュニス(チュニジア)に勝って準決勝に進出していた。
 豊富な資金力で元フランス代表のゴミスや、元イタリア代表のジョビンコ、現役のペルー代表カリージョら、アジアレベルで頭一つ抜けた戦力を擁するアル・ヒラルは、前半18分にサーレム・アル・ドサリが先制ゴールを奪った。
 クラブW杯の前身、トヨタカップで38年前に優勝して以来、2度目のクラブ世界一を目指すフラメンゴは、後半早々4分にアラスカエタが同点ゴールを決めると、33分にはブルーノ・エンリケのゴールが飛び出し、逆転に成功。37分にはアル・ヒラルのオウンゴールでリードを広げた。
 アル・アハリは後半38分に攻撃の中心選手、カリージョがラフプレイで退場となり、反撃の手段を失った。
 試合はそのままフラメンゴの勝利で終わり、21日の決勝進出が決まった。
 フラメンゴは、18日に行われるもう一つの準決勝、リバプール(イングランド・欧州代表)対モンテレイ(メキシコ・北中米カリブ代表)の勝者と対戦する。
 リバプールが決勝に進めば、両者の対戦は、奇しくも38年前のトヨタカップの再現となる。
 38年前の世界一の立役者で、日本の鹿島アントラーズでテクニカルディレクターを務めるジーコも観戦に訪れるといわれている決勝で、フラメンゴは38年ぶり2度目のクラブ世界一を目指す。(17日付ブラジル各スポーツニュースサイトより)