和道流空手道連盟支部ブラジル道人門(鈴木武夫代表)が合宿を11月7~10日にサンパウロ州カブレウーバ市内のホテルで行い、その中で華道家元池坊ラテンアメリカ橘支部(田中凉孝支部長)の田中エミリア凉華・前支部長、荒川春美ルイザさん、オチ・ミツコさんを講師に招き、生け花の講座を行った。今月12日、田中さんらが報告に来社した。
田中さんらは11月9日、生徒32人に生け花の歴史や花の生け方などについて実践を通して指導。約半数の生徒が自分の作品を持ち帰ったという。
田中さんらは「皆関心を持って熱心に聴いてくれ、様々な美しい作品が並んだ」と達成感に満ちた様子。
「空手道の集中している時の静けさ、食事に際して感謝の気持ちを伝える礼儀など、精神を養う姿勢を私たちも学んだ」と笑顔を見せた。
鈴木代表も書面にて「ブラジル人が生け花を通して、日本文化の心髄である『道』を感じ取ってほしかった」と思いを示した。
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