19日、サンパウロ州イタクァケセトゥーバで、マシンガンと銃を不法製造していた工場が警察の摘発を受けた。20日付現地紙が報じている。
先週末、同市ジャルジン・アドリアナ区の住人が、4カ月前から操業している会社から、かなりうるさい音が聞こえてくるとの苦情を警察に提出した。
それを受け、15~16日に現場に赴いた警察は、騒音などの問題がある事を確認し、週が明けてからも動向を調べていたが、人の出入りがないことなどを不審に思い、19日に建物の内部に踏み込んだ。
警察が中に入ったところ、中に2種類の製造機があり、マシンガンや銃が作られていたことが明らかになった。
警察は38口径のリボルバー1丁と、製造中のマシンガン1丁とマシンガン用の弾倉三つ、ピストル1丁を押収したが、逮捕者はゼロだった。
警察は、これらの銃器は犯罪組織に売るために作られていたとみて、捜査を進めている。
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