アメリカの人気医療ドラマ、グレイズ・アナトミーの大ファンのブラジル人の男が、サンパウロで医師に扮装して病院に入り込み、患者2人に退院許可を与えていたことが分かった。8月31日付ブラジルサイトが報じている。 現場となったのはサンパウロ市セントロのサンタカーザ病院で、捕まったのはファビオ・ファリア・ダ・シルヴァ容疑者(24)だ。 ...
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《サンパウロ州》ゴールドマン氏死去=PSDBサンパウロ州支部の重鎮
民主社会党(PSDB)サンパウロ州支部の重鎮で、同州知事をつとめたこともあるアルベルト・ゴールドマン氏(81)が1日、サンパウロ市シリオ・リバネス病院で死去した。2日付現地紙が報じている。 1937年にポーランド系ユダヤ人の移民の子供としてサンパウロ市で生まれたゴールドマン氏は、若い頃はマルクス主義者の父親の影響もあり、ブラ ...
続きを読む »東西南北
ダッタフォーリャでの最新の世論調査の結果が良くなかったボルソナロ大統領だが、同調査でもう一つ、同氏にとってショックな結果が出ている。それは、もし今、大統領選が行われていたとしたら、昨年10月に大統領選の決選投票を争ったフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)に36%対42%で敗れる、というものだ。これが仮に相手がジョアン・ドリ ...
続きを読む »エスペランサ婦人会70周年=親睦、交流、学びの場提供=終戦直後の祖国支援運動で発足
「文協ビルが増築した時、エスペランサ婦人会が5階の部屋を買って移ることになり、役員と一緒に下見に来たのを憶えています」―エスペランサ婦人会(倉持恵美子会長)の創立70周年式典に出席した101歳の平井すてさん(北海道)は、懐かしそうに振り返った。8月21日午後1時からサンパウロ市文協の貴賓室に集まった会員とその家族ら約140人は ...
続きを読む »沖縄県人会が琉大と連携協力=学生や研究者の交流拠点に=「非日系人にも留学研修枠を」
ブラジル沖縄県人会(上原ミウトン定雄会長)は今年2月、琉球大学と連携協力の覚書を締結した。その確認と挨拶を兼ねて、同大学のカストロ・ホワン・ホセ教授、国際連携推進課の金城かおりさん、村山依利紗(えりさ)さんが8月19日に、サンパウロ市の同県人会本部会館を訪問した。 琉球大学からは昨年8月、ブラジル沖縄県人移民110周年記念祝 ...
続きを読む »吟剣詩舞道大会が7日に=歴史の一幕を迫力の演舞で
ブラジル吟剣詩舞道連合会(宮村秀光会長)は「第47回全伯吟剣詩舞道大会 吟と舞と剣」を7日午前10時から、在伯大阪なにわ会会館(Rua Domingos de Morais, 1581 – Vila Mariana)にて開催する。 吟剣詩舞とは、漢詩や和歌を歌う「吟詠」と、剣に見立てた扇を手に、吟詠に合わせて演舞 ...
続きを読む »■訃報■佐々木憲輔さん
サンパウロ日伯援護協会と岩手県人会で理事を長年務めた佐々木憲輔さんが8月30日午後、サンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市の病院で亡くなった。享年72。死因は不明だが、数年前からペースメーカーを入れており、腎臓や膵臓も悪く入院していたという。 佐々木さんは岩手県出身。1960年に「あるぜんちな丸」で渡伯し、4月9日にサント ...
続きを読む »大耳小耳
8月27日にジャパン・ハウスで宮崎県と在聖総領事館が共催した「みやざきの夕べ」では、2階のレストラン藍染で実際に食文化を体験する時間が設けられた。本物の宮崎牛、焼酎などは申し分なく堪能できる美味。ところが同レストランが作った〝郷土料理〟には、慶祝団からも「物言い」がついた。チキン南蛮は本来「鳥の胸肉を揚げたものを南蛮酢に通し、 ...
続きを読む »アマゾン90年目の肖像=「緑の地獄」を「故郷」に=(9)=90周年でチョコレート生産開始
1929年に南米拓殖株式会社がアマゾン開拓に乗り出した時、最初の営農作物はカカオに設定していた。だが当時カカオ栽培は失敗し、主軸となる商品作物を探して入植者は苦闘の歴史を重ねた。あれから90年、今年トメアスーはカカオ特産地に指定された。グルリと一周回って原点に還ったようだ。 CAMTAでは、トメアスーの入植者の生活を左右した ...
続きを読む »有名日系経営者と日本語で許しを乞う乞食の格差
「セグランサ(治安)の問題があるから、名前と写真は出さないでくれ」――8月28日夜、サンパウロ市のジャパン・ハウス内のレストラン藍染で行われた、TOTOの便座およびウォシュレット製品の発売開始式で、それを専売するFAST SHOP創業者である日系人に初めて会い、話をしていてそう釘を刺された。 FAST SHOP(https: ...
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