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2019の記事一覧

《ブラジル》環境省要職に軍関係者が12人も=背後にボルソナロの意向?

 現在、環境省の要職は12人までが軍警や陸軍出身者で独占されていると、19日付エスタード紙が報じている。  リカルド・サレス環境相は18日、国立再生可能天然資源・環境院(IBAMA)企画担当理事だったルイス・エドゥアルド・ヌーネス氏を解任した。

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東西南北

 今年は「チラデンテス」と重なってしまったパスコア(イースター、復活祭)。国際的には、スリランカでキリスト教徒を標的にしたと思しきテロが起きて300人近くが犠牲となったため、この日行われたローマ法王の演説も「危機の終焉」を訴える重いものとなった他、ブラジルでも、1月に起きたミナス・ジェライス州ブルマジーニョ鉱滓ダム決壊事故の救出 ...

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移民史料館=改元祝って30日に再開館=5団体「令和」祝賀晩餐会も=天皇皇后両陛下へ感謝!

天皇皇后両陛下がご来伯された当時の貴重な写真パネルの一部

 今月30日に今上天皇陛下が退位され、翌5月1日に皇太子殿下が天皇陛下に即位される。この改元に合わせて改装したサンパウロ市のブラジル日本移民史料館7階(Rua Sao Joaquim, 381)では再開館式が30日午後4時から行われる。同日夜7時からは、主要日系五団体共催の「新天皇ご即位・新元号『令和』祝賀晩餐会」が同文協で催さ ...

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「即行即止」で事業成功を!=倫理法人会、飯田氏が講演=「朝起き」で自分を変える

講演会での記念撮影

 「朝スッキリ目覚められる人はいますか?」――米国カリフォルニア州倫理法人会の飯田隆会長が問いかけると、会場では自信が無さそうにパラパラと手が挙がった。  サンパウロ倫理法人会(須郷清孝会長)主催のモーニングセミナーが20日にサンパウロ市ニッケイパラセホテルで開催され、飯田会長の話を聞きに23人が出席した。講演テーマは「即行即止 ...

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全伯王将戦、5月18日=広い世代の交流の場に

鎌田さんと吉田会長

 ブラジル将棋連盟(吉田国夫会長)主催の「第47回ブラジル王将戦」が、5月18日午前9時(受付は8時半)より、ブラジル日本文化福祉協会ビル1階13号室(Rua São Joaquim, 381, 1° andar, sala 13, Liberdade)にて開催される。  大会は大人と子どもそれぞれに分かれて行われ、大人30人、 ...

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沖縄青年隊移民の歴史的役割=第1回『群星』文化講演会

高安宏治さんと宮城あきらさん

 ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら代表)は28日(日)午後2時から、沖縄県人会本部2階会議室で、第1回文化講演会を開催する。講師は熊本大学教育学部の山城千秋教授で、テーマは「検証 沖縄青年隊移民が果たした歴史的な役割について」。  同塾が発行する同人誌『群星』が今年5冊目(10月頃の予定)を迎えることを記念し、文化講演会を ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(88)

 町には医療施設が完備されているので、正輝夫婦の心配はなかった。タバチンガで経験したようなことはここでは起きない。あのころよりずっと多くの日本人や沖縄人が住んでいる町の日常は正輝には居心地がよかった。たとえば、高橋先生のような人たちに自分のもっている知識を詳しく話すことができた。  日本のニュースはアララクァーラには遅れて伝えら ...

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表現の自由をかけ、軍政と漫画で闘ったゲリラたち

軍政時代に発禁処分にされた漫画の復刻版「Sanjuro」

 戦車と機関銃で言論を統制したブラジル軍事政権(1964―85年)に対し、表現の自由のためにMangaという武器をとって戦った日系の若者たちがいた。  3月17日のブラジル漫画家協会(Abrademi、佐藤フランシスコ紀行会長)が主催した同会創立35周年で顕彰された3人は、みなEDREL出版(Editora De Revista ...

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《ブラジルサッカー》問題点を国内の名将が指摘=「育成期からの結果至上主義が問題」

サントスFC監督時代のドリヴァル・ジュニオル氏(Joaomesquita98)

 かつての“サッカー王国”ブラジルは、2002年のW杯優勝を境に、4大会連続で優勝を逃した。いまだ記憶に新しい5年前、地元開催W杯での7対1での敗戦、国内リーグの名将チッチをもってしても、昨年のロシアW杯では8強止まりだった。  何がこうした状況を招いているのか、有力紙エスタードが、ブラジルで多くのクラブチームを指揮したドリヴァ ...

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サンパウロ州で初の性転換警察官=女性としての配属から3年かけて男性に

 サンパウロ州で、180年を超える同州の警察組織史上はじめて、性転換を遂げた軍警が誕生し、話題を呼んでいる。  エマノエル・エンリケ・ルナルディ・フェレイラさん(24)は、2015年にサンパウロ州イトゥヴェラーヴァに女性軍警として配属された。当時の名前は「エマノエリー」だった。  だが2016年、エマノエルさんは、精神的なカウン ...

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