日本研究を行うブラジル人学者7人とブラジル研究を行う日本人学者3人による論文集『Novos Temas de Pesquisa em Estudos Japoneses』(日本研究における新テーマと調査)が1月15日、ジュルアー出版から刊行され、今月21日に出版記念会がサンパウロ市パライゾ区のマルチンス・フォンチス書店で行われ ...
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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(22)
新たな危機! 世界一となったブラタク製糸にも、実は新たな危機が近づいていた。生糸の販売量の恐ろしいほどの減少である。1991年の1、000㌧台から以後漸減し、21年後の2012年には半分の500トンを割った。 その間、従業員も2、850人から916人と三分の一以下になっていた。 もっとも、これは同社だけの現象ではなかった。 ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(59)
沖縄の状況も似たようなものだった。1920年前半、つまり、大正時代(1912─1926)の末期に、砂糖の生産量は1888年に比較し10倍になっていたが、価格は大きく低下し、その結果、その後、沖縄の海外貿易は赤字をつづけ1924年の340万円が、1927年には810万円の赤字に膨らんでいた。わずか3年間で二倍以上になったのだ。1 ...
続きを読む »「リオのカーニバル」のパレードの歴史はどのくらい?
もう、今日が終わりそうなあたりからサンパウロ市、そして全国が注目のリオで3日の23時30分からカーニバルのデスフィーレ(パレード)がはじまる。ブラジル民にとっては、それに興味があろうとなかろうと、もはや無意識のうちに刷り込まれた日常、とでもいうべき、不可欠な存在でもある▼エスコーラ・デ・サンバが優勝を競い合うこのデスフィーレだ ...
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EXPOSIÇÃO EXPOSIÇÃO “RUY OHTAKE: O DESIGN DA FORMA” Curadoria: Fábio Magalhães, Marili Brandão e Priscyla Gomes. Onde: Instituto Tomie Ohtake (Rua Coropés 88, ...
続きを読む »《ブラジル》1人当たりGDPは8年前より低い=大型不況の影響、払拭できず
2月15日にブラジル中銀は、正式なGDP(国内総生産)発表前の先読みとなる2018年の経済活動指数(IBC―br)が、17年比1・15%増だったことを発表した。 18年のGDPが予測通りに1・15%増えたとしても、ブラジルのGDPは、2012年の水準よりも低い。
続きを読む »《ブラジル国税庁》連警に内部情報の漏洩者の捜査を要請=調査内容の暴露に業にやす=「国税庁は攻撃されている」と特別局長
【既報関連】国税庁特別局長のマルコス・シントラ氏が26日、守秘事項である国税庁の調査内容が外部に流出している件について、連邦警察に調査を依頼したと、26、27日付現地各紙・サイトが報じた。 調査内容の漏洩(ろうえい)は、今月はじめにVeja誌が「最高裁判事ジウマール・メンデス氏と妻のギオマール・メンデス氏に汚職、資金洗浄の疑 ...
続きを読む »《リオ州》カブラル元知事「金と権力の亡者だった」=遂に自身の汚職を認める=パエスやペゾンの疑惑も暴露
元リオ州知事のセルジオ・カブラル被告(民主運動・MDB)が26日、リオ刑事裁判所で行われた公判で「金と権力の亡者となっていた」と自身の罪を認め、エドゥアルド・パエス前リオ市長(当時MDB、現民主党・DEM)や自身の副で後任のルイス・フェルナンド・ペゾン前知事(MDB)の汚職関与などもほのめかした。同被告は先週から自身の罪を認め ...
続きを読む »サンパウロ市IPTU=一括と初回の支払期日終了=免税資格者や申請手続きは
サンパウロ市の都市不動産所有税(固定資産税、IPTU)は、1月17日~2月14日に払い込み通知が送付されており、2月1~28日が、一括払いと初回分割分払い込みの期日となっている。 分割払いの場合の払い込み票は、初回分の払い込み後に一括して送られてくるため、各月の払い込み期日を確認し、納税する必要がある。 なお、免税者への通 ...
続きを読む »《ベネズエラ情勢》旅行などで取り残されたブラジル人、帰国の途に=元々の在住者で帰国を望むのは半数以下
【既報関連】ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領は26日、21日に閉鎖を宣言していたブラジルとの国境の部分的開放を許可。26日にはベネズエラ領内にいたブラジル人152人が帰国を果たしたと、27日付現地紙が報じた。 152人の内、最初に帰国したのは、ベネズエラ国内で手術を受けていた患者9人と、付き添い人4人だった。患者の多くは ...
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