読売新聞主催「第40回医療功労賞」授賞式のため2012年3月に訪日した日本移民110周年記念委員会実行委員長の菊地義治さんは、新聞報道でその滞日をお知りになった陛下から昼食会への招待を受け、菊地夫妻のみで両陛下に一時間超に及んで特別拝謁するという類まれなる栄に浴した。 菊地さんは「陛下はご訪問された各地の日系社会のことをとに ...
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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(55)
こうして、グアタパラ耕地で知りあった者たちが、チエテ川から少し北にいったタバチンガで再び生活を共にすることになった。 当時、その地帯では主に棉が栽培されており、彼らも棉栽培にとり組んだ。パウケイマダ耕地の土地を借りた。稲嶺盛一が選んだ土地は森林を伐採し、切り株を堀りだし、そのあと、ラバが引くスキで耕さなければならなかった。痩 ...
続きを読む »《ウルグアイ》左派磐石の“南米のスイス ”に異変あり?=大富豪の若手新人サルトーリ氏が大統領選に殴りこみ
2005年に史上初の左派政権が発足して以来、3期連続で左派の拡大戦線が政権を維持しているウルグアイ。ボルソナロ政権が発足したブラジルと同様に、“南米のスイス ”とよばれるこの高福祉国家にも右派の新勢力が台頭している。 ボルソナロ大統領が“ブラジルのトランプ ”と呼ばれているように、ウルグアイの巨大企業ユニオン・グループを率い ...
続きを読む »《ブラジル社会保障改革問題》大統領、議会に改正案提出=平等負担を国民に呼びかけ=軍、公務員の特権も削減へ=問題残る政治的な交渉力
ボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)は20日、社会保障制度の改革を目的とした憲法改正案をロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)に提出したと、21日付伯字各紙が報じた。ブラジル・メディアからは「広範に網羅している」、「特権的待遇の削減など必要な点を押さえている」、「予想よりも尖った提案」との評価もあったが、問題は今後の政治 ...
続きを読む »ミナスPSL=アントニオ観光相も瀬戸際に=違法なやり取りの証拠浮上で=被害者が通話内容を公開
ミナス・ジェライス州で幽霊候補を介した選挙支援金(公金)の不正受給問題で、マルセロ・アルヴァロ・アントニオ観光相の側近が幽霊候補に選挙支援金の半額を関連企業に払うよう強要するワッツアップのやりとりが同州検察局に提出されていたことがわかった。21日付フォーリャ紙が報じている。アントニオ観光相は選挙当時、社会自由党(PSL)のミナ ...
続きを読む »《サンパウロ》公立校教師、グローバルティーチャー賞候補に=工学が専門のガロファロ氏
サンパウロ市南部の公立校(初等教育)アルミランテ・アリー・パレイラス校の教師デボラ・ガロファロさんが、その独創的な授業が評価され、国際的な評価である「グローバルティーチャー賞」の最終候補10人にはいったと、21日付ブラジル紙が報じた。 グローバルティーチャー賞は英国バーキー財団主催の賞で、教育現場で優れた貢献をした教師に贈ら ...
続きを読む »保健省=豪華客船利用者に予防接種=麻疹の船内罹患が13人で
保健省は20日、ブラジルで最大規模の豪華客船「MSCシーヴュー」を利用予定客に対して、サランポ(麻疹)の予防接種を義務付けることを発表した、21日付け現地紙が報じている。 MSCシーヴューは、テレビCMでもおなじみの豪華客船の代表的な存在。だが、ここ最近で計13件ものサランポの症例が船内で見られたという。罹患した人の国籍は様 ...
続きを読む »《ブラジル ダム崩壊事故関連続報》ヴァーレ、住民に補償金支払い=法定最低賃金を12カ月間
1月末に発生したミナス州ブルマジーニョダム決壊事故の責任を問われている鉄鋼大手ヴァーレ社は、ブルマジーニョ市の住民に大人998レ、青少年499レ、小児249・5レを毎月、今後1年に渡って支払うことに合意したと、22日付現地各紙が報じた。 合意は20日に、ベロ・オリゾンテ地裁第6公共財政法廷で結ばれた。この事故による人的被害は ...
続きを読む »東西南北
自動車大手フォード社のサンベルナルド・ド・カンポ工場の閉鎖は、大きな波紋を投げかけている。同工場は大サンパウロ市圏の自動車工場の中でも長い歴史を持つ。フォードの人気車「フィエスタ」を製造していたところだった。21日付アゴラ紙によると「父があの工場で働いているのを誇りに思っていたから」と、親子2代に渡って同工場で働いていた人や、 ...
続きを読む »池上教授=グローバル人材の活躍支援を=在日ブラジル人の永住化傾向指摘=静岡県、滞在20年超45%も
「日本のブラジル人コミュニティでは高齢化が進み、親族が集中して住むようになり、永住化傾向が顕著」――そんな興味深い研究結果を、静岡文化芸術大学副学長、池上重弘教授は20日、サンパウロ市のジャパン・ハウスで講演し、満員となる120人が熱心に耳を傾けた。日本のブラジル人コミュニティに関しては否定的な報道が多いなか、永住化傾向を強め ...
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