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2019の記事一覧

ダヴォス会議=国際投資家に広がるブラジルへの懸念=社会保障改革の実現を疑問視=軍人年金含める事には追い風

記者団に囲まれるボウソナロ大統領(Alan Santos/PR)

 【既報関連】スイスのダヴォスで開催されている世界経済フォーラムに出席しているジャイール・ボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)は22日に基調演説を行い、イデオロギーに囚らわれない新たなブラジルの創出、世界に開かれた経済、環境保護と経済成長の両立を訴えた。  今回の演説では直接触れられなかったが、新政権の最重要課題である社会保障 ...

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ベネズエラ=兵士の反乱で27人逮捕=路上での抗議行動は続く

21日に行われた抗議行動の中で演説するグアイド議長、「神が守ってくださるように」などと書かれたプラカードも見える(Twitter)

 【既報関連】昨年の大統領選は無効との声が国内外で出ているベネズエラで21日、ニコラス・マドゥーロ氏の独裁体制に反対する兵士が反乱を起こしたが、全員が逮捕されたと22日付ブラジル国内紙・サイトが報じた。  ベネズエラ国防省によると、同国の治安機関の一つの国家警備隊(GNB)の軍曹が「マドゥーロ氏を大統領と認めるな」「国民も路上に ...

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サンパウロ市=マルコ・ゼロが無事復旧=セー広場内の市のシンボル

マルコ・ゼロ(Preservação/DPH/SMC. Chico Saragiotto)

 サンパウロ市中央部のセー広場のシンボルのひとつで、市の中心を示すマルコ・ゼロ記念碑が破壊される事態が起きたが、市が1日で復旧させたと、22日付現地紙が報じている。マルコ・ゼロは、サンパウロ市を基点とする距離や方向を表示する際の基準点でもある。  このマルコ・ゼロ記念碑が20日、セー広場で行われたレゲエのイベント後、トラックによ ...

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《ブラジル》社会保障制度不正受給対策の暫定令出る=300万件の不正疑惑を既にマーク

多くの人には大切なお金だが、制度を悪用する人も少なくない(参考写真・Valter Campanato/Ag. Brasil)

 ボルソナロ大統領は18日、社会保障の受給詐欺撲滅を目的とする暫定令(MP871/2019)に署名した。これにより国立社会保険院(INSS)は受給詐欺をより厳しく調べることができ、無駄な歳出が削減されると、22日付現地各紙・サイトが報じた。  国税庁、統一医療保健システム(SUS)、勤続期間保障基金(FGTS)のデータにINSS ...

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東西南北

 ここ数日、フラヴィオ・ボルソナロ氏を巡る報道が過熱し、情報がめまぐるしく更新されている。21日は、前日のフラヴィオ氏のレコルデ局で「48回の振込み記録は、自分が売った不動産関連の支払に関連したものだ」と釈明したことを受け、元ビーチバレーの選手が「私が購入した」と名乗り出た。その選手は代金の一部を現金で払ったことを認めたが、CO ...

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3県合同新年会に約100人=協力し合って活動拡大=交流新鮮、おせちも好評

約100人もの人が参加した

 東京、埼玉、宮城の3県人会は19日、「3県合同新年会」をサンパウロ市の宮城県人会館で初開催した。各県人会員をはじめ、野口泰在聖総領事、松尾治文協副会長ら総勢100人が参加。数の子や黒豆、田作り、いくら、からすみ、エビフライ、煮豚、赤飯などが入った豪華な手作りおせち弁当が振舞われ、県文化クイズ、カラオケ大会で親睦を深めた。一世世 ...

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■お知らせ■

 社屋ビルがあるグロリア街一帯が22日午後5時から突然停電したため、23日付本紙は発刊できませんでした。ご迷惑おかけしたことをお詫びします。24日付新聞と共に配達されますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

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いのしし会が盛大に新年会=猪突猛進の年、96歳3人出席

左から2人目が〝大いのしし〟中村さん、次が梅崎さん、高野さん、会長の近沢さん

 通算34回目、伝統のいのしし会新年祝賀会が16日夜、サンパウロ市の宮城県人会館で開催され、本人と家族を合わせて約70人が参加して美味しい食事とビンゴで年男・年女を盛大に祝った。コロ二アの十二支の会の中でも最大の集いだ。  近沢宗貴会長は冒頭、「猪突猛進、活発にモノが動く、あらっぽい年になるかもしれませんね。皆さん、来年もお会い ...

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JH「犬のための建築」展=犬種に合わせて設計、15点展示

展示中の「犬のための建築」

 ジャパン・ハウス(マルセロ・アラウージョ館長)は『犬のための建築』展を今月19日から、同館の地上階、2階(Avenida Paulista, 52)で開催している。  建築を犬の尺度から捉え直し、建築とデザインの新しい在り方を模索したもの。同展を手掛けた原研哉氏をはじめ、隈研吾氏や藤本壮介氏など名立たる建築家やデザイナーが設計 ...

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羅府新報=アメリカ本土日本移民入植150周年=夢と希望胸にカリフォルニアへ=(4)

ヘンリー・ビアキャンプ氏(ARC提供写真)

おけいの墓知れ渡る 日系社会で一大旋風  若くしてアメリカに渡り、19歳という若さでこの世を去ったおけい。その墓は死後、長く知られることはなかった。墓を尋ねる人も、花を手向ける人もなく、1人寂しくカリフォルニアの大地に眠っていた。こうしてアメリカの土に眠る最初の日系移民の女の子となった彼女の存在は忘れ去られたかに思われた。しかし ...

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