17日の午前中、ブラジルのニュースはロベルト・アルヴィム文化局長の話題で持ちきりとなった。アルヴィム氏は、文化局長就任前の全国芸術財団(FUNARTE)会長時代から、ブラジル芸能界ではきわめて珍しい「極右の脚本家」として報道で取り上げられており、ブラジルを代表する世界的な女優フェルナンダ・モンテネグロが検閲に反対する抗議運動を ...
続きを読む »2020年1月18日の記事一覧
南米最古級の修道院で初点=茶道裏千家が厳かに新趣向=千利休の頃からキリスト教と関係
茶道裏千家ブラジルセンター(林宗一代表)は「初点(はつだて)新年会」を12日(日)正午から、サンパウロ市セントロの歴史的な建物「サンベント修道院」で開催した。例年は市内の5つ星ホテルで開催して200人以上が出席できることが多かったが、今回はヴァデルソン宗智(そうち)さんが担当して修道院を会場に決めたため、会員中心に100人ほど ...
続きを読む »どうなる沖縄コミュニティの将来?=首里城再建募金運動の現場から(4)=若き沖縄研究者の卵たち
佐藤有里(ゆり)ルシアーネさんの家族は他県出身であり、友達の影響で沖縄に興味を持つようになった。本などで沖縄は観光地であり綺麗な場所だという知識は得ていたが、サンパウロ総合大学(USP)の沖縄研究グループ(GEoki)に入り、研究するようになってから戦争や差別のような暗い歴史もあることを知った。佐藤さんは平日仕事をしながらUS ...
続きを読む »ビジネス日本語講座2月開講=18日、22日に説明会
日伯文化連盟(アリアンサ、吉田エドワルド理事長)が実施する「日本語ビジネスコミュニケーションコース」が2月から開講されるにあたり、18日(土)と22日(水)にワークショップを兼ねた説明会が開催される。 この講座は2018年に開始され、今回は第3期目の募集となる。タカラべルモント社の元駐在員、村信政幸さん(67、鳥取県)が講師 ...
続きを読む »特別寄稿=『移民と日本人』を読んで=サンパウロ市在住 中田みちよ
『移民と日本人』、久しぶりに一気に読みました。 それほど目新しいハナシなのかというと、私の乱読の余録もあって、それほどでもありません。深沢さんは記者ですから、すでに紙上で発表されている記事も多く、それ自体は既知項目。ただし、もう少し知りたかった次の場面が掘り下げられていて興味深いものでした。 たとえば「アルゼンチンで売られ ...
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