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2月 2020の記事一覧

首里城募金の次は会館大改修=沖縄県人会が総会で課題討議

 ブラジル沖縄県人会(AOKB)第83回定期総会とブラジル沖縄文化センター(CCOB)第48回定期総会が、16日午前10時45分からサンパウロ市リベルダーデ区の同本部会館で開かれ、支部代表や会員ら約100人が出席した。  停電の影響で急きょ会館入口フロアで始まった総会は、上原テーリオ第1副会長の司会で進行。上原会長のあいさつに続 ...

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盛りだくさんのひな祭り=着付け、料理、音楽も

 ブラジルでは珍しい「ひな祭り」イベントが3月22日午後1時から、サンパウロ市のブルーツリー・プレミアムホテル(Rua Peixoto Gomide, 707, Cerqueira Cesar)で開催される。主催するのはコッペデ外崎(とのさき)ひろみさんと内村明美さん。ブラジル鹿児島県人会が協賛。  内村さんは「着物の着付けをし ...

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■今週末の催し

 22日(土曜日)  映画鑑賞会(サンパウロ名画友の会)、午後12時15分、ブラジル日系熟年クラブ連合会会館(R. Dr. Siqueira Campos, 134)     ◎  「東京ビフォー/アフター」展(国際交流基金、連邦貯蓄銀行、在聖日本国総領事館)、午前9時、連邦貯蓄銀行文化センターサンパウロ( Praça da S ...

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大分県人会総会、3月1日

 ブラジル大分県人会(玉田イウダ会長)の「定期総会」が3月1日(日)、サンパウロ市リベルダーデ区文協ビル5階の県連会議室(R. São Joaquim, 381)で開かれる。第一次召集は午前9時半、第二次召集は午前10時。  議題は2019年度事業並びに19年会計報告、20年度会費調整の件、20年度事業計画及び20年度予算案、新 ...

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2019年日本政府秋の叙勲祝賀会記念写真グラフ

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復興する福島を海外に伝える=移住者子弟の受入研修=(3)=震災を乗り越えた鈴木酒造

 農業総合センターを後にし、一行は福島県環境創造センター交流棟(通称・コミュタン福島)へ向かった。環境創造センターは2016年7月に開所し、県民が将来にわたって安心して生活できる環境を創造するための総合的な拠点となっている。  その中でコミュタン福島は、県内外の人が放射線や環境問題を身近な視点から理解し、環境の回復と創造への意識 ...

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ボサノーヴァは誰が作ったの?=稀代の奇人ジョアン・ジルベルトか=サンパウロ市在住  坂尾 英矩

ボサノーヴァ創世記に飲み歩いた音楽仲間たち  ブラジルの有名な奇人ミュージシャン、ジョアン・ジルベルトが昨年7月6日88歳で他界したニュースは、世界中の多くのマスコミで「ボサノーヴァの創始者」として大きく扱われました。中には「ブラジル音楽を改新して世界へ広めた功績者だから国葬にすべきだ」なんて書いた音楽評論家もありました。  私 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(213)

 一人はいかにも金があることを見せつけるように素敵な服を着、もう一方は顔が卵型のどんぐり目で大きな口のどうみても可愛いとはいえない子だったからだ。その子が相手を「アナ」と呼んでいるのをきいて、すかさず二人を指差し、兄たちにいった。 「すてきなアナさんとがま蛙」  そうよばれた二人は、いさかいをさけるために自分たちには関係ないよう ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(212)

 二人は、七面鳥は正月(沖縄の言葉でソグワチー)のメイン料理だということは知っていて、ほかの家族同様、その日を心待ちしていた。二人を落ち着かせるために 「丸焼きにする。もう、タヴァーレスさんのパン屋で焼いてもらうことにしてある。七面鳥の肉を柔らかくするには殺す前日にピンガを飲ませる。また、ピンガを飲ませると、血をぬくのに首を絞め ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(211)

 ときには冒険心をおこし、塀と車道の間の歩道まで出て行った。庭には砕きとうもろこしを食べる七面鳥がいて、子どものちょっかいに応える。二人は「ピイルウ(七面鳥のこと、ペルーという)」と声をそろえて呼ぶと、「グル、グル、グル」と気持ちわるい赤い何重もの顎肉を震わせながら返事をした。何回も何回もそれをくり返したが、飽きるのは七面鳥では ...

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