フランス系のスーパーマーケットチェーン、カルフール(Carrefour)グループが16日、19億5千万レアルで卸販売チェーン店のマクロ(Makro)を30店舗買収すると発表したと17日付現地紙が報じた。 今回の買収は、2007年に買収し、現在は187店舗を有する卸部門アタカダン(Atacadao)を強化するためだ。
続きを読む »2月 2020の記事一覧
《ブラジル中銀》19年の経済活動指数(IBC―BR)発表=18年比0・89%増に止まる=FGTS早期払い出しも効果薄
ブラジル中銀は14日、昨年12月の経済活動指数(IBC―BR)がマイナス0・27%だったと発表した。15日付現地各紙が報じている。 12月のIBC―BRが出たことで昨年全体のIBC―BRも判明。通年では前年比0・89%増で、わずかながらプラス成長を保った。
続きを読む »サンパウロ市=ブロッコで5人が銃弾受ける=市警への強盗未遂がきっかけ
16日、サンパウロ市南部でブロッコの行進中に、5人が被弾する事件が発生した。17日付現地紙が報じている。 事件が起きたのは午後5時30分頃で、現場はサンパウロ市南西部ブルックリンのエンジェニェイロ・ルイス・カルロス・ベリーニ大通りだ。 事の発端はある男性が市警のネックレスを奪おうとしたことで、市警がそれに反応して銃を発射し ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ市南部グラジャウーで13日、州立ドウトール・アニス・バドラ校の女性教員(42)が、生徒が毒を混ぜた水を飲んで病院に運ばれるという事件が起こった。これは4年生の授業の合間に起こったもので、9歳の少年2人が教員の気付かないうちに、水筒の中に液体性の毒を混入。それを飲んだ教員は気分が悪くなり、他の教員たちが救急病院に運んだ ...
続きを読む »復興する福島を海外に伝える=移住者子弟の受入研修=(1)=笠戸丸移民の乗船名簿
福島県庁による「令和元年度中南米・北米移住者子弟受入研修」が1月22日~31日まで行われ、中南米から6人、北米から3人の県人移住者子弟が参加した。日本の総務省が委託している「中南米日系社会と国内自治体との連携促進事業」も実施され、本紙記者が同行取材し、研修成果をブラジルで報道することになった。ブラジルからは同県人会青年部の2人 ...
続きを読む »ポルトガル語「日本の歴史講座」再開=三重県人会と漫画家協会
ブラジル三重県人会(杓田美代子会長)とブラジル漫画家協会(ABRADEMI、佐藤フランシスコ紀行会長)が共催する、ポルトガル語による「日本の歴史講座」(有料)が2日からサンパウロ市の三重県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3352 – Vila Mariana)で始まった。全10回。日曜日午 ...
続きを読む »生活に密着した「清和友の会」へ=ブラジル日本会議が組織改変
「清和の心で世界の平和を祈る」という本来の主旨を強調するため、「ブラジル日本会議」が今年から「清和友の会」に改名・組織改変した。『デジタル大辞泉』(小学館)によれば、「清和」の意味は「空が晴れていてのどかなこと」「世の中がよく治まっていて穏やかなこと」。 変更に伴って徳力啓三会長は退任し、平野和則さん(74、愛媛県)が初代会 ...
続きを読む »大耳小耳
日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第512号が2月に刊行された。沼田信一著『信ちゃんの昔話』の転載が始まった。「ファゼンダ・コチアー」とタイトルにあるので、産業組合の話かと思ったら、北パラナのカフェ耕地の名前。平日はカフェの仕事をし、日曜日は自分の畑を作るという、休みのない開拓初期の生活風景が描かれている。「挑戦」(森田幸子)に ...
続きを読む »新型コロナウイルスに気をつけよう!=岡本洋幸 (在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官 ICD)、平山謙二(長崎大学熱帯研究所所長)、三浦左千夫(長崎大学客員教授)
新型コロナウイルスに関する警告を、ブラジリアの日本国大使館の岡本洋幸医務官らが連名で送ってきた。ブラジルではまだ発病者はいない。だが、来週から始まるカーニバルには大量の外国人観光客が押し寄せる。それに混ざって感染者がやってくる可能性が指摘されている。しかもブラジルはカーニバル後から徐々に冬の時期になる。アジアでは3月以降に沈静 ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(207)
期日までに仕事を仕上げる。それは意志と努力と運によった。とくに、運はその時の天候が大きく影響した。彼らは太陽だけが頼りだったのだ。当時タービンとよばれた遠心利用の絞り機をもっていなかった。つまり、乾燥機がなかったのだ。だからお客さんの要望に応えるのに、天気の良し悪しに左右されたのだ。意志と努力は自分たちでどうにかできた。しかし ...
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