日伯修好125周年を記念して、「日伯200周年基金(Fundo de Bicentenario Brasil-Japao)」というのを作ったどうだろうか。 振りかえれば、2003年の本紙新年号で、サンパウロ人文科学研究所顧問の故脇坂勝則さんは《移民100周年記念基金を=文化・学術振興図れ=日伯友好の絆強固に》という俊逸な提言 ...
続きを読む »2月 2020の記事一覧
コロナウイルス=ブラジルも武漢から自国民救出へ=「大統領、私達を助けて!」=現地の投稿動画で帰還作戦決定
【既報関連】「ボルソナロ大統領、外交におけるブラジル最高権威者として、厳しい状況に置かれた我々ブラジル人が必要としている祖国帰還をぜひ実現して!」――現地に足止めされているブラジル人たち約10人ほどが、そのようなメッセージを次々に語る約6分のメッセージ映像を2日付でユーチューブに投稿した。マスコミはそれを報道し、政府も2日、遅 ...
続きを読む »ボルソナロ=やはりモロを最高裁判事に指名か=大統領が選挙見据えて配置換え?=高齢判事が定年退職した後に
2022年の大統領選の強敵になるのを避けるために、一度は消滅しかけた、ボルソナロ大統領がセルジオ・モロ法相を最高裁判事に指名する可能性が再浮上していると、1日付フォーリャ紙が報じている。 フォーリャ紙によると、ボルソナロ大統領とモロ法相が最高裁行きの件について話し合いを持ったことが、モロ氏側近によって明らかにされたという。日 ...
続きを読む »《ブラジル》失業率=昨年末に11%まで低下=同時に増える低賃金労働者
失業率の低下は朗報だが、同時に実質所得も下がっていることが判明した。背に腹は変えられず、低賃金労働に甘んじてどうにか生計を立てている国民の姿が、次の調査からは伺える。 地理統計院(IBGE)が1月31日、全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、19年10~12月の平均失業率は11%で、第4四半期としては15年の8・9%に次 ...
続きを読む »《ブラジル》為替相場=対ドルでレアル最安値を記録録=コロナウイルス禍で株もダウン
中国発のコロナウイルス危機への恐れにより、ブラジルレアルは大きく値を下げた。1月の最終取引日となった1月31日は1ドル=4・285レアルで終了。1月の米ドルは対レアルで6・81%の値上がりだったと、1日付現地各紙が報じている。
続きを読む »東西南北
サンパウロ市地下鉄1号線セー駅で、駅構内の公衆トイレが全て使用禁止になった。理由は、トイレを破壊する行為が相次いでいるためで、サンパウロ州政府としても苦汁の決断だったという。地下鉄側はこれらの代わりに仮設トイレを用意しているが、個数も全く足りていない状況で、利用者の間に困惑が広がっているという。また、セー駅内で壊れているのはト ...
続きを読む »ミナス=「栗食べる習慣広めたい」=一世栗農家・雨貝久さん=モンブラン材料へ加工も
「ブラジルに栗を食べる習慣を」――ミナス・ジェライス州南部ポウゾ・アレグレで和栗を生産する大農場(ファゼンダ)を営む雨貝久(あまがい・ひさし)さん(83、茨城県)。栗を食べる習慣があまりないブラジルで、栗を普及させるべく、加工・商品化にも取り組むなど、日々奮闘している。雨貝さんの実家も栗農家で、茨城県は全国一の栗の生産県だ。 ...
続きを読む »大使館=新年会と叙勲伝達式行う=「スポーツで日伯交流促進を」
在ブラジル日本国大使館(山田彰特命全権大使)は、新年会と令和元年秋の叙勲の伝達式を1月23日、大使公邸で行った。日系団体関係者や政府関係者ら約320人が出席した。 山田大使はあいさつで「今年は日伯外交関係125周年、在日ブラジル人コミュニティ30周年にあたる。昨年のアマゾン移住90周年など様々な機会に全伯日系社会を訪問してき ...
続きを読む »ロンドリーナ=熊本県人会が新年会開く=母県からの表彰を伝達
汎ロンドリーナ熊本県人会(西村鉄雄会長)は「新年祝賀会」を1月12日、パラナ州ロンドリーナ市のロンドリーナ本派本願寺で開催した。事業・会計報告や、蒲島郁夫(かばしま・いくお)熊本県知事による表彰の伝達式を行った。 当日は52人が参加。林秀明(ひであき)氏の司会で進行し、西村会長の日本語とポルトガル語によるあいさつ、先没者への ...
続きを読む »JHで川俣正展、4日から=18万本の箸を用いた作品も展示
ジャパン・ハウス(マルセロ・アラウージョ館長、以下JH)は、日本人アーティストである川俣正氏による『コンストラクション』展を今月4日~4月12日まで、同館(Av. Paulista, 52 – Bela Vista)の2階展示スペースで開催する。入場無料。 川俣氏は1953年生まれで、北海道出身の芸術家。世界の現 ...
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