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2020年3月31日の記事一覧

《ブラジル》決断が難しいのは、外出自粛令を出すより解除の時

 先週から主だった州で知事から外出自粛要請が出され、それに連動して各市が商店閉鎖条例を出し、町から人影が消えた。  サンパウロは今週か来週には感染激増期に入るといわれる。そうなると「外出禁止令」というさらに厳しい段階に入る可能性がある。今のように各人の判断で外出を自粛するのでなく、許可なく外出すれば罰金という段階にはいる。  非 ...

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コロナ災禍=若き日系弁護士スズキさん死亡=サンタクルス病院で懸命に治療=健康で将来嘱望、両親も入院

 基礎疾患がなく健康で、26歳になったばかりだった前途有望な弁護士、マウリシオ・カズヒロ・スズキさんが28日(土)、コロナウイルス感染症が悪化してサンパウロ市のサンタクルス病院で亡くなった。フォーリャ紙29日電子版は「この病気には、高齢者隔離などの社会的距離政策は通じない」などの親類の痛切な声を報じ、健康な若者も気をつけるべきだ ...

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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(4)

 1922年、下元家は漸く土地を買うことができた。じゃがいもの市況が良かったのだ。日本を出てから8年が過ぎていた。  加えて、健吉が殊勲を挙げた。  当時、モイーニョ・ヴェーリョのバタテイロ(ジャガイモ生産農家)はベト病の蔓延に苦しんでいた。その予防法に疎かったのである。ところが健吉が――たまたま他家で読んだ日本の農業雑誌で―― ...

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福岡県人会=母県から7月式典の準備で来伯=コロナ危機で急きょ中止に

 今年7月19日に県人会創立90周年及び県人移住110周年式典を開催する、ブラジル福岡県人会(南アゴスチンニョ俊男会長)の準備のために、公益財団法人福岡県国際交流センターの福島明彦専務理事と加藤奈美企画交流部主任が来伯し、3月9日に来社した。その後、同式典はコロナウイルス危機のために中止された。  福島専務理事によれば、7月の式 ...

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■訃報■鈴木康夫さん

 イタケーラ日系クラブ会長、茨城県人会会長、子供の園副理事長などを歴任してきた鈴木康夫さんが、3月29日に自宅で亡くなった。享年85。東京都出身。  鈴木さんは東京農大を卒業後、1960年に渡伯。サンパウロ市イタケーラ区に農業移民として入植。農業を行う傍ら、資金を貯め、うずらの卵の生産農場を作った。生前は茨城県人会のイベントを通 ...

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大耳小耳

 コロナウイルス感染防止措置で外出自粛令がでる前夜、街の至る店に駆け込みのまとめ買いをしている客をみかけた。さるスーパーのシュハスコ(BBQ)用の道具コーナーには特に人だかりができていた。客は次々炭を買い、車に載せて帰っていった。外出自粛令の間は、家の中でシュラスコパーティをやろうと考えているのかも。焼き肉コミュニケーション文化 ...

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