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3月 2020の記事一覧

コロナ危機で全伯虚子忌俳句大会も中止に

 リベイロン・ピーレス日伯文化協会の俳句部(西川明美代表)が主催する「第28回リベイロン・ピーレス全伯俳句大会」が4月21日に開催される予定だったが、コロナウイルス拡散対策により中止になった。  中馬和子さんは「残念ですが、仕方ありません」と残念そうに告げた。次回開催は、来年の予定。

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(234)

 しかし、正輝にとっては意味がある。これまでの生活を打切り、新しい生活を踏みだす機会になるような気がした。  正輝には未だに実感がなかった。8年か10年ほどまえ、それまでの習慣を打ち切った。子どもたちがブラジル社会に溶けこむために、家での日本語の会話を辞めさせ、よりよい教育環境をもとめて、アララクァーラより大きい都市の郊外に移る ...

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新型コロナウイルス=25州が外出自粛令を継続=ドリアらが大統領に猛反発=モウロンや陸軍司令官も隔離賛成=気になる保健相の発言変化

 【既報関連】ボルソナロ大統領が24日の政見放送で「新型コロナウイルス流行に伴う外出自粛令(クアレンテーナ)」を批判したことに知事たちが一斉に反発し、現行対策を継続する意向を強く示している。一方、従来はウイルス感染者や感染が疑われる人に対して積極的な隔離を呼びかけ、好評を得ていたエンリケ・マンデッタ保健相の発言が大統領寄りに変化 ...

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《新型コロナ》ブラジルの感染者は2915人、死者も77人に=北東部、中西部でも初めて死者確認

 【既報関連】ブラジルで最初の新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)患者発見から、26日で30日となったが、同ウイルス感染者とそれによる死者は25、26日も増え、26日午後5時現在の感染者は2915人、死者は77人に達した。26日付現地サイトが報じている。  ブラジルのコロナウイルス災禍はサンパウロ州、リオ州を中心に広がっ ...

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《ブラジル》新型コロナ感染症=患者本人が「外出自粛」を推奨=辛い体験通して隔離の重要性強調

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染が広がり、連邦政府の言動と知事達の採る方策の食い違いなどが物議を醸しているが、実際に感染し、苦しんだ患者達が、自らの体験を通して隔離の必要性などを訴えている。  26日付G1サイト掲載の証言者の一人は、ゴイアス州リオ・ヴェルデ在住のヴェラ・ルシア・フェレイラ氏(44)。自分が感染するとは思っ ...

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《ブラジル》情報公開法関連の暫定令は一時停止=最高裁デ・モラエス判事が命令=「行政の透明性は常に重要」と語る

 【既報関連】連邦最高裁(STF)のアレシャンドレ・デ・モラエス判事は26日、「情報公開法の規則を変更する暫定令(MP)」の一部を差し止める命令を下した。ブラジル弁護士会(OAB)全国評議委員会からの要望に応じた格好だ。  MPの差し止めは、STF大法廷で審理し、結論が出るまで有効だ。  2011年に承認された情報公開法は、「公 ...

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サンパウロ大都市圏=ドライブスルーで予防接種=高齢者対策として高評価

 新型コロナウイルスの感染拡大で前倒しされたインフルエンザの予防接種が23日から行われているが、外出自粛令発令中のサンパウロ州では、サンパウロ大都市圏だけで少なくとも14の自治体がドライブスルーでの対応を行い、好評を得ていると26日付現地紙などが報じている。   23日からの予防接種は60歳以上の高齢者と医療関係者が対象で、サン ...

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東西南北

 24日の政見放送で不評を買ったボルソナロ大統領が、26日に出した暫定令(MP)で、外出自粛令(クアレンテーナ)の適用外となる「国民にとっての不可欠な行動」に「教会での集会」を加え、教会での活動継続を認めた。外出自粛令には企業家やペンテコステ系の福音派教会が強く反対しており、「祈りの力でコロナウイルスに打ち勝つ」と発言したシラス ...

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汎米のコロナ対策会議に出席して=保健大臣出席、日本の対応評価=在ブラジル大使館 参事官兼医務官 ICD 岡本洋幸、国立国際医療研究センター 総合感染症科長 大曲貴夫

 カーニバル直前、ブラジリアの日本国大使館の岡本洋幸医務官らが連名で「来週から始まるカーニバルには大量の外国人観光客が押し寄せる。それに混ざって感染者がやってくる可能性が指摘されている。しかもブラジルはカーニバル後から徐々に冬の時期になる。アジアでは3月以降に沈静化したとしても、季節が逆の南米ではそれから感染時期に入るので注意が ...

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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(3)

 下元一家が味わった苦痛は、実は日本移民の多くが経験したことであった。「金の成る木」は嘘であった。しかも、その宣伝もしくは噂を誰が流したか判らなかった。そのため、苦情を持って行く先がなかった。  実際の収入は、間作をして当てでもしない限り、僅かなものだった。「間作」とは、ファゼンダ(農場)側からカフェーの樹間の土地を無料で借り、 ...

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