60年代から活躍し、「ブラジル音楽界の王」の異名もとる歌手ロベルト・カルロスが19日、ネット配信の生ライブを行い、新型コロナウイルス対策のための「マスク着用」の重要性を訴えた。ロベルトはコロナウイルス対策の重要性を認めようとしないボルソナロ大統領の支持者とみられていたため、この言動は意外なものとして、話題となった。 このとこ ...
続きを読む »4月 2020の記事一覧
《ブラジル》国内ガソリン価格を再度引き下げ=米国の石油暴落が影響
ブラジルのペトロブラス社は20日、21日から国内精油所のガソリン価格を平均8%、ディーゼル油価格を平均4%、それぞれ下げると発表した。同社は先週も、ガソリン価格を8%、ディーゼル油価格を6%下げていたが、それに引き続く値下げだ。 ブラジル国内での立て続けの燃料価格引き下げは、新型コロナウイルス災禍の世界経済への影響により、国 ...
続きを読む »7割が在外公館と連携なし=会議所アンケート結果第2弾=「一丸となって高齢者を守ろう!」
「駐在員の方は、意外にも総領事館や在外公館との連携が少ない状態。例えば、総領事館が発信している邦人被害情報についても、発信されているのは氷山の一角で、実際に被害にあった方で総領事館に報告していない人は多々いるだろう」―ブラジル日本商工会議所の平田藤義事務局長に電話取材をした際、そんな予測をのべた。同会議所は前回の「新型コロナウ ...
続きを読む »□休刊のお知らせ□
21日(火)が「チラデンテスの日」の祝日であるため、22日(水)の新聞は休刊となります。次の発刊は23日付(木)です。
続きを読む »新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(14)
産青連(上) 年輩の組合員がそうであったため、下元は若者に期待した。 折から、日本では産業組合の改革運動が、農村の青年によって活発に展開され、全国的な広がりを見せていた。彼らは産業組合青年連盟(産青連)を結成、この運動を推し進めていた。普通、産青連運動と呼ばれた。 運動は、農村に於ける生産物の販売、営農資材・生活用品の購入 ...
続きを読む »第61回バストス卵祭り中止=新型コロナのため、市長が発表
サンパウロ州バストス市のマヌエル・ローザ市長は7月16日から19日の4日間かけて開催を予定していた「第61回バストス卵祭り」を、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止することを4月9日に発表した。 同祭りはバストス日系文化体育体育協会(ACENBA、海老沢孝治会長)、バストス農村組合、バストス市の共催で毎年渡部喜助展示 ...
続きを読む »ジャパンハウス=侘び寂びから箸の使い方まで=オンラインで日本文化発信
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛令下でも日本文化を紹介するべく、サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)はオンライン上で様々な日本文化を紹介する「#JhspOnline」企画を進めている。 新たに発表された日程は以下の通り。20日「風呂敷の包みかた講座」、21日「日本の哲学・侘び寂 ...
続きを読む »■訃報■サンパウロ人文研元顧問、鈴木正威さん
サンパウロ人文科学研究所の元顧問、鈴木正威(まさたけ)さんが18日午前、入院中のサンタクルス病院で亡くなった。享年88。1月下旬に脳梗塞で一度入院したがいったん退院、3月に入退院を繰り返し、その後、自宅療養中に心臓発作を起こして再入院していた。20日時点で死因は不明。葬儀は家族のみ。コロナ終息後にお別れ会を行う予定。 鈴木さ ...
続きを読む »写真グラフ=外出自粛中に盛大に抗議デモ=反隔離派がパウリスタ大通りに集結
クアレンテーナ(検疫)中の静かなパウリスタ大通りが突如、歓声とクラクション(警笛)によって埋め尽くされた。 18日(土)15時、偶然にもパウリスタ大通りを歩いていると、トレアノンマスピ駅あたりでやたらと賑やかな歓声があがっていた。近づいてみると、ドリアサンパウロ州知事反対派のマニフェスタソン(デモ活動)だった。 息を呑んで ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(245)
解決しなければならない問題がいくつかあった。どうやって、競技場まで行くのか? 便乗させてもらうにしても、自由市場の仲間はトラックしかもっていない。知人や友だちで自動車をもっている人がいないのだ。競技場のようなところに、トラックでいくわけにはいかない。 陸軍将校、たとえ予備役将校でも、卒業式には軍人シンボルの剣がマドリーニァ ...
続きを読む »