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5月 2020の記事一覧

大耳小耳

 サンパウロ州では来週6月1日から段階的に外出自粛が徐々に解除される予定。サンパウロ市メトロも人出がもどりつつあり、ちょっと前まで通勤時に空席がたくさんあった車内だが、昨日などは座れず、出入り口付近に立っている乗車客も多くなってきている。サンパウロ市では商店や事務所も営業を始められるようなので、そろそろ準備を始めている人も多いよ ...

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《ブラジル》在宅勤務でストレスが増大=残業増えた、失業怖いの声も

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染拡大抑制策として外出自粛が導入され、在宅勤務者が増えているが、在宅勤務によって、ストレスが増したという人が60%を超えている事がわかった。  LinkedInが、4月後半に2千人を対象にして行った調査によると、在宅勤務を始めてから不安が高まった、ストレスを感じていると回答した人は62%いた。 ...

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《ブラジル》最高裁との対立姿勢強める大統領=「2度と起こさせない」と威嚇

 27日に行われた連邦警察によるフェイクニュース(虚報)捜査を巡り、ボルソナロ大統領の最高裁への対立姿勢が強まっている。リオ連警をはじめとする連警の捜査や人事への干渉疑惑が表面化して以来、大統領には、息子や友人を強く意識した行動が目立っている。27、28日付現地紙、サイトが報じている。

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《ブラジル》黒人や低学歴者ほど高い死亡率 コロナで広がる社会格差

 【既報関連】ブラジルではコロナ対応に社会格差があり、諸外国より黒人や若者が多く死ぬ傾向があると28日付現地紙、サイトが報じた。  27日夜の保健省の発表によると、感染者は前日比2万599人増の41万1821人、死者は1086人増の2万5598人だった。死者の内、直近3日間に死亡した人は500人で、それ以外はその前に亡くなった人 ...

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《ブラジル》国民の6割、低所得層ほどロックダウン賛成

 国民の6割が、新型コロナウイルス対策としてロックダウン(都市封鎖)を行うことに賛成していると、27日付フォーリャ紙などが報じている。

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リオで違法公道レース取り締まり=ポルシェ911など高級車22台押収

 連邦道路警察とリオ州市警が28日、高級車による違法自動車レースを摘発する「パーティー・イズ・オーバー作戦」を実施したと同日付現地サイトが報じた。  24件の家宅捜索令状を手にした警官は、国内には9台しかなく時価200万レアルのポルシェ911GT3RSなどの高級車22台を押収した。  捜査の対象となったのは、「ラッシャ」と呼ばれ ...

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《リオ》マリエレ捜査は市警で=高等裁が連警移管に反対

 連邦高等裁判所(STJ)が27日、2018年3月に起きた、リオの左派女性市議マリエレ・フランコ氏と運転手のアンデルソン・ゴメス氏の殺害事件の捜査を連邦警察扱いにするか否かの評決を行い、5対0で連警移管に反対する判断を下した。これで、マリエレ氏の遺族の望み通りに、リオ市警と同州検察局が継続して捜査を行うこととなった。同日付現地紙 ...

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東西南北

 サンパウロ州政府が27日に、6月からの外出自粛令の緩和策を発表したが、依然としてコロナウイルスによる感染者、死者が後を絶たず、「必要なのは緩和よりロックダウンでは」と思っている州民も少なくない。27日も、サンパウロ州1州だけで死者数が289人増加。仮に国なら1日の死者数ランキングでは世界5位にあたる多さだ。不便な生活が長びくの ...

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《ブラジル》コロナ禍=「肺がやられて話せない!」=入院後、24時間未満で死亡

 新型コロナウイルスに感染しても無症状の人や軽症で済む人が多いが、コロナ感染症が急速に進み、入院から24時間経たずに死亡する例もある。  サンパウロ州ソロカバ市に住んでいたルイス・リカルド・デウフィノ氏(27)は、15日未明に体調不調を訴え、兄弟の一人のカリーナ・アパレシーダ氏にワッツアップで連絡をとった。  最初は、「父さんが ...

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「新旧右派対決」の様相のフェイクニュース捜査

モラエス判事(Rodrigues Pozzebom/Ag Brasil)

 「ああ、ついに起こってしまったか」。27日、ボルソナロ大統領を熱烈に支持していることで知られる政治家や活動家、企業家を対象にした連警捜査が行われたと聞いたとき、コラム子は即座に思った。  コラム子にとって印象的だったのは、フェイスブックの新聞や雑誌、ニュースサイトの読者の反応がかなりこの捜査に好反応を示したことだ。伝統的なメデ ...

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