22日にセウソ・デ・メロ判事によって公開された4月22日の閣議ビデオでは、大統領のみならず、他の大臣の問題発言も明るみになり、問題視されている。22〜23日付現地紙、サイトが報じている。 この日の閣議は、本来は閣僚たちが現状の問題点を発表しあうためのものだったが、ここで最も問題視されたのはウェイントラウビ教育相の発言だった。 ...
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《ブラジル》アマゾンでの不法伐採が蔓延=1日に2110ヘクタールも
昨年のブラジル法定アマゾンでの森林伐採面積は1日あたり2110ヘクタールに上るが、その内の99・5%は不法伐採だったとの分析結果が26日に発表された。 マップ・ビオマスというプロジェクトによる年間伐採報告によると、昨年のブラジルでは、1日平均で3339ヘクタール、1時間当たりでは139ヘクタールの森林が伐採されたという。 ...
続きを読む »記者コラム「樹海」京大式「半自粛のススメ」をブラジルでも
ブラジルでは連日1千人前後のコロナ死者を記録し、24日時点で死者総数が2万2165人になった。感染が、海岸沿いの大都市から内陸部へとどんどん広まっている。 にもかかわらず、大統領の周辺は、疑惑の閣議ビデオ公開で大混乱状態にあり、今やいつ罷免請求が始まってもおかしくない流れになりつつある。 大統領は個人的に外出自粛解除を訴え ...
続きを読む »貧困層に衣類や食料品を寄付=カンピーナス日伯文化協会=「自粛終了なら6月に活動再開」
21日付ニッパキ紙によれば、カンピーナス日伯文化協会(花田忠義会長)は13日(水)、コロナ禍で切迫した状態にある貧困層のために衣類や食料品をサンパウロ州カンピーナス市へ寄付した。カンピーナス市役所の公式サイトによれば、寄付した品は支援物資集約する市内の「フードバンク」を通して貧困層や支援団体に配布される。 支援物資を市へ届け ...
続きを読む »コロナ災禍=連帯メッセージリレー(11)=#FIQUE EM CASA!!!(家にいよう!)=サントアンドレー日系連合会=喜納ジョルジ会長
新型コロナウイルス禍におけるサントアンドレー市は、人の集まりを避けるため全てのイベントと会議が中止となり、連合会傘下の日系団体7つがすべてが完全に止まっています。 この状況を見るのはとても悲しいことですが、連合は協会のイベントによって存続してきました。私たちは生活の中で、パンデミックを経験するとは想像すらしたこともありません ...
続きを読む »新日系コミュニティ構築の“鍵”を歴史の中に探る=傑物・下元健吉(32)=その志、気骨、創造心、度胸、闘志…=外山 脩
下元健吉の死後も、コチア産組は拡大を続けた。 特に1960年代後半からの連邦政府の農業奨励策で、上昇気流に乗った。恩典付き融資で、組合員は営農規模を広めた。大型機械を導入、穀物生産に乗り出した。組合は1970年代、セラードを初め開発前線を各地に築いた。 一方で、農産物の加工に手を拡げ、80年代に入ると紡績工場まで建設すると ...
続きを読む »リオ州知事を不正疑惑で捜査=大統領が連警使って政敵に圧力?
【既報関連】リオ州政府関係者が新型コロナ対策で決めた臨時病院建設に絡んだ不正に関与した疑いがあるとして、26日に連警が「プラセボ作戦」を敢行したと同日付現地サイトが報じた。
続きを読む »ブラジルは使用継続=WHOがヒドロキシクロロキン臨床試験禁止に
【既報関連】世界保健機関(WHO)は25日、新型コロナウイルスに対するヒドロキシクロロキンの臨床試験差し止めを命じた。同薬とクロロキンは、ブラジル政府が同病の公式治療薬として承認するよう、諸方面に圧力をかけている薬剤だ。25、26日付現地紙、サイトが報じている。 WHOが今回下した決断は、23日付本紙でも報じた、英国の保健誌 ...
続きを読む »東西南北
4月22日の閣議ビデオは、大統領や現政権の閣僚の良識が強く疑われるほど衝撃的なものだったが、それと並行するように、ボルソナロ支持者の実態についての報道も増えている。その中で特に注目されたのは、脚本家グロリア・ペレスの娘で女優だったダニエラさんを1992年に殺害して話題となった元俳優ギリェルメ・デ・パードゥア氏が、24日の親大統 ...
続きを読む »ブラジルからの米国乗換え便も禁止
アメリカ政府は5月26日23時59分(米東海岸時間)より、ブラジルからの渡航者(米国籍者・市民権保有者を除く、過去14日以内にブラジル滞在歴のある者)を当面の間入国禁止とする事を25日(月)に発表した。 24日(日)の発表では28日23時59分からの適用だったが2日前倒しで発効と修正された。 在サンパウロ日本国総領事館によ ...
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