ボルソナロ大統領も時々参加し、3月以降断続的に行われてきた「反連邦議会・反最高裁」を主張する反民主主義デモに、約15万レアルの公金が使われていたことが判明し、それを支払った連邦議員の名前も報じられている。22日付現地サイトなどが報じている。
続きを読む »2020年6月24日の記事一覧
《ブラジル》サンパウロ市コロナ感染者に120万人説=次のピーク予告が出る州も
【既報関連】ブラジルでは新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で隔離緩和が起きているが、世界保健機関(WHO)が22日、改めて、ブラジルでの検査不足への懸念を表明。それを裏付けるかのように、サンパウロ市の感染者は120万人との声が出ていると22、23日付現地紙、サイトが報じた。23日夜の保健省発表では、死者数654人(計5万12 ...
続きを読む »《ブラジル》教育相肩書のまま渡米?「逮捕逃れ」なら外交問題も
18日に教育相退任を告げるビデオを公開したはずのアブラアン・ウェイントラウビ氏が、教育相の肩書のまま逃げるように米国に渡航したと、20〜23日付現地サイトなどが報じている。ウェイントラウビウ氏は逮捕される可能性があったため、連邦政府が退任を発表したのは渡航後という点が問題となっている。
続きを読む »《ブラジル》「伐採しなくても増産は可能」テレーザ農相が国際会議で
テレーザ・クリスチーナ農相は23日、「森林伐採しなくても食糧増産は可能」と発言。増産のための森林伐採を推奨するボルソナロ大統領とは異なる見解を表明した。同日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》確定申告は30日まで=コロナ禍で申告期間延長中
コロナウイルスの感染拡大で経済活動などが止まった事を受け、2019年の所得に関する確定申告期間を今月30日まで延長しており、未申告者は急いで申告するよう国税庁が促している。 確定申告は通常、4月末日までに行わなければならないが、今年はコロナ禍のために申告期間が延長された。外出自粛令などで思うように動けず、申告漏れとなったと思 ...
続きを読む »東西南北
18日に逮捕されたファブリシオ・ケイロス容疑者の妻で逃走中のマルシア容疑者を巡る捜査が、23日午前、彼女の親戚が住んでいるミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテなどを中心に行われた。彼女も夫同様、フラヴィオ・ボルソナロ上議のリオ州議時代の幽霊職員で、「ラシャジーニャ」疑惑に関与していた疑いが持たれている。ケイロス氏の所在やフラヴ ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍で食生活に変化=太った、やせた、そのまんま
コロナウイルスの感染拡大抑制のため、外出自粛令が出たりした事で、食生活や食習慣に変化が生じた人が多数いる。 通勤・通学中は外食が多かったが、在宅勤務やオンライン授業に切り替えられ、自宅で食事を取るようになったため、健康的な食生活になったという人もいる。 だが、家にいる時間が長くなり、ついつい食べ物に手が伸びる、不安やイライ ...
続きを読む »サンパウロ州ノロエステ地方編=自粛生活の心がけを聞く=活動全停止、ユバ出荷4割減
「ノロエステ連合も新型コロナの影響で各イベントが中止となっています。この生活が続くと文協の維持も厳しくなる一方ですね」―ノロエステ連合日伯文化協会会長の安永信一さん(三世・72歳)は、そう電話口で語った。外出自粛措置から早3カ月――。自粛生活の過ごし方や心がけについて、今回はサンパウロ州ノロエステ地方在住者に電話取材をしてみた ...
続きを読む »白石テルマ=貧困者に無料弁当を配給支援=6千食終了、さらに1万2千食も
「炊き出しと聞いて住民の皆さんは『なんで?信じられない』といった様子でした」――ニッパキ紙の取材に対し、「Movimento Água no Feijão」(以後、MAF)発案者である白石テルマさんはサンパウロ市の貧困地区エリオポリスへ炊き出し弁当を届けはじめた日を振り返る。「政府ですら手を差し伸べず、どうせ誰も助けてくれない ...
続きを読む »村上さんに楽書倶楽部大賞=節目の創刊10周年記念
日毎叢書企画出版により『楽書倶楽部』第53号が15日付で刊行され、第2回「楽書倶楽部大賞」が発表され、村上尚子さん(しょうこ、81歳・福岡県)が1位に選ばれた。これは2019年に5冊発行された同誌に掲載された全作品から、一番気に入った著者を読者に選んでもらうもの。 村上さんの作品の中でも、福岡で過ごした女子高校生時代、炭鉱夫 ...
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