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6月 2020の記事一覧

手づかみで体得したブラジル=19年度交流協会生の体験談(1)黒田稜子

カーニバル期間に、生徒の家でホームステイ(前列中央が黒田さん)

 2019年4月から本年3月まで滞在したブラジル日本交流協会(神戸保会長)の協会生7人の体験談を、順々に掲載する。コロナショック直前に帰国した皆さんは、それまでの1年間で存分に当地での触れ合い体験を堪能した。20代前半の日本の若者に、ブラジルはどう見えるのか。自分のブラジル初年と重ね合わせて読んでみて欲しい(編集部)。 ブラジル ...

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4年8カ月の長い任期終え=岩嶋領事帰朝「挨拶できず残念」

岩嶋健次領事

 「ブラジル日系社会にはお世話になってばかりで、感謝してもしきれないです。もっと手助けができたのではないかと感じています。本当でしたら、皆さん一人ひとりにお礼参りをしたいのですが、コロナ災禍の中、こんな形のお別れになって申し訳ない気持ちです」――在サンパウロ総領事館日系社会班の岩嶋健次領事(45、岐阜県)は4年8カ月にもおよぶ長 ...

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大耳小耳

 1日夜、サンパウロ州が外出自粛緩和を徐々に開始するといった初日の帰路。街では、まるで自粛が終わったかのように、マスクを外して帰る姿がちらほら。東洋街のバールの中には、シャッターの奥でこっそり宴会をしている姿まで目撃された。これからがピークと言われているのに、安堵するには早すぎるのでは…。本紙読者の皆さんは外出時のマスク着用は無 ...

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《ブラジル》緊張高まる最高裁 vs.連邦政府=セウソ判事「刑法に従わねば大統領停職も」と一喝

 最高裁のセウソ・デ・メロ判事が1日夜、ボルソナロ大統領と次男カルロス氏の携帯電話押収要請をお蔵入りさせた。だが、「法的命令に従わない場合は停職も起こり得る」と大統領に注意を促す発言をするなど、依然、大統領と最高裁の緊張感は強いままと、2日付現地紙、サイトが報じている。

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《ブラジル》コロナ死者1262人で過去最多 内陸部へ感染拡大中だが緩和策へ

 【既報関連】1日のコロナ死者数は2日、過去最多の1262人を記録、合計で3万1199人と止まるところを知らない。そのようにコロナ感染者や重症の呼吸器疾患患者が増え続けている中で、社会隔離緩和が進められようとしている事を案ずる声が高まっていると1~2日付現地紙、サイトが報じた。  世界保健機関(WHO)は1日、ブラジルは1日の感 ...

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《ブラジル》ハッカー集団が大統領の身辺情報を漏洩=「公人の死に関わった」と挑発

 世界的ハッカー集団の「アノニマス」が1日夜、ボルソナロ大統領や関係者の個人情報をネット漏洩した。同集団は「大統領はある公人の殺人に関与している」との挑発的なメッセージも発信した。2日付現地サイトが報じている。

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《ブラジル》米国デモの影響うけパラナ州都でも=7日に全国で呼びかけ

 1日夜、パラナ州都クリチーバでアンチ・ファシスト・デモが行われた際、商店略奪や器物破損が起き、軍警ともみ合うなど混乱が生じた。1日付現地サイトが報じている。

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《サンパウロ州》武装強盗20人が銀行襲撃=警官隊と銃撃戦、被害なし

 サンパウロ市の北方88キロに位置するブラガンサ・パウリスタ市で2日未明、武装した強盗が銀行を襲ったが、警官との銃撃戦となり、現金は盗み出せずに終わったと同日付現地サイトが報じた。  事件が起きたのは午前3時頃で、同市中心部にある連邦貯蓄銀行(Caixa)の支店の一つが狙われた。  警察によると、強盗団は少なくとも20人で、小銃 ...

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東西南北

 1日午前、ボルソナロ大統領がSNSで拡散したビデオが物議を醸した。ビデオには「羊として100年生きるよりも、ライオンとして1日を生きたほうが良い」という言葉が収められていたのだが、その言葉の主が「ファシズムの生みの親」とされるイタリアの独裁者ムッソリーニだったからだ。大統領はこの4日前にも、ネオナチの象徴的儀式とされる牛乳の一 ...

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特別寄稿=聖市/羽田=コロナ禍でどう変わる?=空港や機中での過ごし方=金剛仙太郎=(下)

5月19日フランクフルト発 全日空羽田行き  機内に入ると広々とした空間にまばらに乗客が既に座っていた。聞くと、エコノミークラスの乗客は26人、ビジネスクラスは数名だという。素人が見ても赤字は必至だが、こんな状態でも運行しているだけでも感謝したくなる。  ここでもアルコールによる消毒の儀式を終えて出発に備えた。ルフトハンザ航空同 ...

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