25日早朝、ラヴァ・ジャット作戦が敢行され、ルーラ政権時代の鉱山動力相(2005〜07年)だったシラス・ロンデアウ氏(民主運動・MDB)らが捜査対象となった。25日付現地サイトが報じている。
続きを読む »6月 2020の記事一覧
《ブラジル》IMFがGDP9・1%減と予測=120年間で最悪の落ち込み
国際金融基金(IMF)が24日、今年のブラジルの国内総生産(GDP)は9・1%のマイナス成長となるとの予測を発表したと同日付ブラジル国内サイトが報じた。
続きを読む »《サンパウロ州》学校の再開は9月8日から=最初は35%の授業参加で
新型コロナウイルスで休校になっていた学校再開をめぐり、サンパウロ州は9月8日から段階的に再開との計画を、24日に発表した。24日付伯字サイトなどが報じている。 サンパウロ州政府が発表したところによると、授業再開は9月8日から。その頃までには州内のどの地域も、外出規制緩和の「黄色段階(レベル3)」になってから最低でも28日以上 ...
続きを読む »東西南北
ルイス・エドゥアルド・ラモス大統領府秘書室長官は25日、新型コロナウイルス対策の緊急援助金の支給延長に関する提案を自分のSNSで流したが、数分後に削除を余儀なくされた。同長官が伝えようとしたのは、昨日付の本紙でも報じた「7月に500、8月に400、9月に300の合計1200レアルを支払う」という案だったが、「まだ決定事項ではな ...
続きを読む »《ブラジル》売れ残りの食べ物の寄付認める=貧困者やホームレス援助の意味で
ボルソナロ大統領が24日未明、バールやレストランなどが客に供するために用意したが、売れ残った食べ物を寄付するというプロジェクトを承認し、同日付連邦官報に掲載した。 寄付の対象となる食べ物は、賞味期限内でまだ傷んでいない事、包装などの衛生基準を満たしている事などが条件で、傷んだ物を故意に与えた事が明らかになった場合には懲罰の対 ...
続きを読む »《ブラジル》スラム街で立証された隔離の効果=住民の協力で平均以下の死亡率
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために、社会的距離を保ち、感染の輪を断ち切る目的で推奨される社会隔離。その有効性を、立証しているファヴェーラ(スラム街)がある。 スラム街は貧しい人達が密集して住み、医療の手も届き難いなど、コロナウイルスの感染拡大が起き易く、死亡率も高い地域の一つだ。事実、サンパウロ市の場合、スラム街が ...
続きを読む »特別寄稿=チェルノブイリの日本人医師=助教授職を投げ捨て無償医療=サンパウロ市在住 酒本恵三
1986年4月26日、ウクライナ北部の街、チェルノブイリ。ここで史上最悪の原発事故が起こりました。 大量の放射線物質が大気中に飛散し、放射線物質は風に乗って隣国のベラルーシの空を覆った「チェルノブイリ原発事故」事故からしばらくが経過した頃、ベラルーシの子供達に異常が見られるようになります。 放射線物質により喉に腫瘍ができた ...
続きを読む »特別寄稿=友人の国パラグァイの特質=コロナ対策優等生になったワケ=アスンシオン在住 坂本邦雄
一見国は貧しいが、住民は至って温情で、「おもてなし」好きなのがパラグァイ人である。 そして人種偏見もなく、皆が融和で住み易い結構な国である。 突然の来客でも、一羽しかない鶏を潰してご馳走し、自分の分を提供してまでも接待を惜しまない。 もう大昔の話だが、ラ・コルメナ移住地の建設当初、旧拓務省の田口菅次郎事務官は、パラグァイ ...
続きを読む »ブラジルで一気見する、日本の特撮の元祖
コロナ禍における外出自粛のあいだの過ごし方として「動画配信サービスでの映画やドラマのビンジ・ウォッチング(一気見)」というのが世界的な現象として見られた。 外に出ても映画館もコンサート会場も、スポーツ・スタジアムも開いていない。そんなときにできることと言えば、家にこもって何かをすることだが、こういうときにやりやすいのが「これ ...
続きを読む »サンパウロ日本人学校=生徒の大半が一時帰国=オンライン授業で対処=昨年から準備すんなり移行
「コロナ禍で4月から一時的にオンライン授業になりました。毎年恒例の運動会やカンポリンポ祭(文化祭)、日系コロニアへの宿泊学習等の行事は一時中止、延期を検討しています。この災禍が早く終息して、8月からは校内で授業が再開できればよいのですが、まだ先行きはわかりませんね…」―サンパウロ日本人学校の曽川和則校長(54歳・長崎県)は、そ ...
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