日伯援護協会(援協、与儀上原昭雄会長)の足立操事務局長が70歳になったために、4月13日をもって定年退職した。それに伴って前園マルセリーノ武弘事務局次長(58、二世、ブラガンサパウリスタ出身)が「事務局長代理」に昇格した。 コロナ禍の影響で足立元事務局長は、3月から長らく自宅待機の状態だった。前園さんはクアレンテナ中も出勤し ...
続きを読む »6月 2020の記事一覧
大耳小耳
共同通信の配信記事《裁判官国民審査/在外投票制限、高裁も違憲》の写真に写っている右側の人物は、元CIATE専務理事の永井康之弁護士で、原告団の1人だ。同弁護士はサンパウロ在住時代の昨年、7月13日付本紙に《国民審査の在外投票ができないのは違憲》を特別寄稿してくれた。難しい話だが、要は「在外邦人だからといって、日本の日本人と同様 ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍=南部諸州で感染が再燃=減少傾向にほど遠く=ペルー、チリも急増中
【既報関連】24日夜の保健省発表による死者数1185人(計5万3830人)、感染者は4万2725人(計118万8631人)だった。新型コロナウイルスの感染が再燃中の地域もあり、1日の感染者や死者の増加数がなかなか減少しないブラジルだが、そんな中でも予防接種ワクチンの治験や生産に関する話は進んでいると23、24日付現地紙、サイト ...
続きを読む »《ブラジル》深まるケイロス妻への疑惑=ボルソナロ家スキャンダルに関与
大統領長男フラヴィオ上議のリオ州議時代の職員で、18日に逮捕されたファブリシオ・ケイロス容疑者の妻マルシア・アギアル容疑者(現在逃走中)が、夫のラシャジーニャ疑惑をはじめ、ボルソナロ一家のスキャンダルをさらに悪化させる可能性が出てきている。24日付現地紙などが報じている。
続きを読む »《ブラジル》緊急援助金の延長金額で迷走=平行線たどる大統領と議会
新型コロナウイルス対策での緊急援助金の支払い延長に関して、連邦政府の当初の予定を変更する代案が浮上していると、23日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》コロナで地方選を年内延期へ=上院承認、残るは下院
新型コロナウイルスの影響により、本来10月に行う予定だった全国の市長・市議を選ぶ地方選を、11月に延期する憲法改正法案(PEC)が23日に上院で審議され、承認された。残りは下院の承認を待つこととなる。24日付現地紙が報じている。
続きを読む »《南米》バッタの大群襲来に怯えるウルグアイ=パラグアイ、アルゼンチンに大被害
南米パラグアイで発生したバッタの大群は、すでにアルゼンチンに到達し、ブラジルやウルグアイとの国境地域に移動し始めたと23日付ブラジル国内サイトが報じた。 アルゼンチン農務省や農家によると、パラグアイから南下したバッタの群れは先週末、同国に到着。サンタフェ州やチャコ州、コルドバ州では、サトウキビやマンジョッカ、トウモロコシなど ...
続きを読む »特別寄稿=ブラジル日本移民開拓先没者慰霊碑と過去帳の意味と重要性について=ブラジル日本都道府県人会連合会 市川利雄会長及び役員一同
去る6月18日はブラジル日本移民の日でした。112周年を記念して様々な記念行事がオンラインで行われました。これらの中でも、ブラジル仏教連合会が主催し、日本政府や日系社会の主要団体による「ブラジル日本移民開拓先没者追悼法要」を特記したいと思います。 この法要は毎年、サンパウロ市のイビラプエラ公園内にあるブラジル日本移民開拓先没 ...
続きを読む »東西南北
最高裁のアレシャンドレ・デ・モラエス判事の命令により15日に逮捕されたサラ・ウインター容疑者が、勾留延長されなかったために24日に釈放された。武装して大統領府前でキャンプを張っていたネオナチ集団「300・ド・ブラジル」のリーダーだけに、安全面が懸念されるが、彼女には出所後も電子足輪がはめられ、行動範囲も制限される。「300」の ...
続きを読む »特別寄稿=モロ法相が辞職した顛末=大統領罷免審議への手続き=南大河州ポルト・アレグレ在住 杉村士朗(6月9日記)
4月24日、モロ法相が辞職し、ボルソナロ政権を去った。 それに伴って生起した一連の「事実」関係は共和制ブラジル国家を構成する、法治民主諸制度の仕組みを理解するため有益であると考えるので、私の名と責任において以下の通りまとめて紹介する。 なお私の情報源は当地日刊紙「ゼロ・オーラ」である。私はテレビを視聴せず、またパソコン、ス ...
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