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6月 2020の記事一覧

《ブラジル》コロナ感染者103万人超に=保健省のシステムでまた障害=北東部や内陸部では医療崩壊?

 【既報関連】19日夜の保健省発表では、新型コロナ感染者は5万4771人増(計103万2913人)となり、一気に100万人の大台を越えた。死者数は1206人増(計4万8954人) で、翌20日にも5万人を突破する勢いを見せている。  そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大抑制には、検査拡大などによる実態把握が不可欠だが、保健省の ...

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《ブラジル》ウェイントラウビ氏解任=保健相・文化局長に続いて教育大臣も代行に

 アブラアン・ウェイントラウビ教育相が18日夜、ボルソナロ大統領によって解任された。ボルソナロ政権では、保健相、文化特別局長に続く3人目の大臣代行となる。国民にとっては生活に関わる最も重要な3大役職だが、みな「代行」になった。18、19日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》SBCフォード工場跡地は建設会社サンジョゼに

 自動車大手フォードが19日、大サンパウロ都市圏サンベルナルド・ド・カンポ市にある同社工場跡地を、建設会社サンジョゼに売却するための調印に応じたと、19日付現地サイトが報じている。

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《ブラジル》ガソリン価格5%値上がり=ディーゼル油は8%調整

 ペトロブラス社が19日、ガソリン価格を精油所の出口価格で5%値上げした。また、ディーゼル油も8%の調整が行われたと同日付現地サイトが報じた。

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東西南北

 一般犯罪も当然起きている。それどころか、全国でもっとも外出自粛が厳しかった今年の4月、ブラジルでは殺人事件が3950件も起き、しかも昨年同月より8%増えた。今年2月は4001件、3月は4151件なので、それに比べれば減っている。だが、外出する機会が激減したのに、殺人件数の方は同じようにならないのは不思議であり、興味深いところ。 ...

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《ブラジル》国際手配の英国人を逮捕=セアラー州の州都に潜伏中

 連邦警察が19日、セアラー州フォルタレーザ市メイレレス区のアパートで、英国警察が国際的に手配していた犯罪者を逮捕した。  連邦警察は逮捕者の身元を明らかにしていないが、男は非常に凶暴で、犯罪組織に参加。麻薬の密売や資金洗浄、武器や爆発物の不法所持などで告発され、国際手配されていたという。  身柄拘束後は本国に送還する事を前提と ...

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知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(2)

日本の始まりと世界の文明の黎明期  日本で縄文時代に当たるおよそ1万2千~3千年前、世界各地で農耕や牧畜が行われるようになった。  石の表面を磨いた磨製石器や土器などを使う新石器時代で、この時代にはまだ金属器は使われていなかった。やがてアフリカやアジアの大河の周辺では、灌漑が行われ、農業が発達した。それによって多くの人口が養われ ...

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中島宏著『クリスト・レイ』

はじめに  あるきっかけから、私は、ブラジル、サンパウロ州、プロミッソン市近郊の田園風景の中に、世間からは隔離されたように建っている一つのキリスト教会と遭遇する機会を得ました。それは、本当に遭遇するという形容がぴったりするような、不思議な雰囲気を持つもので、教会の存在そのものが、何となく浮世離れした感じのものであり、ある種それは ...

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豪華メンバーが映像で出演=伯日議連の移民の日イベント=麻生副総理、マイア下院議長も

麻生太郎副総理、河村建夫日伯議連幹事長

 ブラジル日本議員連盟(西森ルイス会長、連邦議員)によるブラジル日本移民112周年、在日ブラジル人30周年、日伯修好125周年を祝う移民の日記念イベントとして、18日午前9時から特別映像(約1時間弱)がオンラインで公開された。日本から麻生太郎副総理(日伯国会議員連盟会長)や、河村建夫衆院議員(日伯議連副会長、中南米日系人支援議員 ...

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中島宏著『クリスト・レイ』=移民112年記念で掲載開始

プロミッソンにあるクリスト・レイ教会の威容

 ブラジル日本移民112年を記念して、隠れキリシタン移民をテーマにした小説『クリスト・レイ』の掲載を始める。これは著者の中島宏さんによれば、10カ月あまりを執筆に費やし、2015年9月に刊行した作品だ。中島さんはサンパウロ州プロミッソンを訪れる機会に恵まれた際、たまたまクリスト・レイ教会に足を運んだようだ。  かつて上塚周平植民 ...

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