2020年7月24日の記事一覧

特別寄稿=未曽有の経済危機を乗り越える=「正直、義理、礼儀」サムライ経営者 西川 渥 (にしかわ あつし) スターパック社(本社・サンパウロ)社長=東京在住 カンノエージェンシー代表 菅野英明

食品用プラスチック容器業界で第2位  西川に「ずばりスターパック社とはどんな会社か」と聞くと「食用パッケージの新しい使い方を絶えず提案し続け、ブラジル人の食生活文化の向上と安全性利便性に貢献し続ける会社だ」と答えた。  創業者・西川流経営の独自性は「1つの事案に対して多様な見方と多角的な分析ができる、正直、倫理(社会道徳)、全社 ...

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《ブラジル》アウキミン前サンパウロ州知事、窮地=連警の起訴受け、検察局告発=裁判所が受理すれば被告に

【既報関連】前サンパウロ州知事の大物政治家、ジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)がサンパウロ州知事選に際しての収賄、資金洗浄、二重帳簿の容疑で、聖州連邦検察局から選挙版ラヴァ・ジャット案件として告発を受けた。裁判所が告発を受理すれば、アウキミン氏は正式に被告となり法廷で争うことになる。23日付現地サイトが報じている。

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《ブラジル》基礎的財政収支に最悪予想=経済省、8千億レアル(約16兆円)赤字と発表=コロナ禍で税収減、支出激増で

 ブラジル経済省は22日、政府の基礎的財政収支の赤字額(deficit primario)が今年度は7874億4900万レアルとなる見込みだと発表した。国庫庁が1997年に始まって以来、最悪の結果となる。

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《ブラジル》使ったコロナ対策予算は3分の1以下=会計検査院が疑問視

 新型コロナウイルス対策に割り当てられた特別予算のうち、保健省がまだ3分の1しか使っていないと、22日付現地サイトが報じている。これは国立会計検査院(TCU)が出した数字をもとに通信社ロイターが報じたもの。  それによると、7対策に割り当てられた、合計389億7千万ドルに及ぶコロナ対策費のうち、6月25日の時点で114億レアルし ...

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《ブラジル》6年連続の大豆などコモディティ=主要輸出品目10位占める

 ブラジル貿易協会(AEB)の調査によれば、大豆が6年連続で主要輸出品目に入っており、10位まではコモディティで占められていることが明らかになったと22日付マネータイムス・サイトで報じられた。

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■セルジオ・リカルド死去■ボサノバや映画音楽に貢献

 ボサノバや映画のシネマ・ノーヴォに貢献したことで知られる歌手、作曲家のセルジオ・リカルドが23日、入院先のリオの病院で亡くなった。88歳だった。  1932年にサンパウロ州内陸部マリリアで生まれたセルジオは8歳から音楽を学びはじめ、1950年にリオに移り音楽活動を開始。1960年のボサノバ・ブームの頃にアルバム「ア・ボサノバ・ ...

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東西南北

 23日付アゴラ紙によると、新型コロナウイルスの影響はサンパウロ市のレストランの勢力地図にも影響を与えているという。それまで圧倒的に強かった、商業地区でのレストランの売上が激減しているという。たとえば西部の富裕地区でレストラン街としても知られるイタイン・ビビでは85%も売上が落ちた。これは単に「店が開いてなかった」ことだけを意味 ...

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《記者コラム》樹海=市長選を前に左派勢力図に異変

ボウロス氏(TV Brasil)

 今年の全国市長選は新型コロナウイルスの影響で、通常より1カ月遅い11月に行われるが、今の時点で早くも「異変」が現れている。しかも、それは「左派」に顕著に出ている。「左派の雄」のはずの労働者党(PT)がピリッと来ないのだ。  しかもそれは2016年のように「ラヴァ・ジャット作戦の余波で」ということではない。現在の同党の問題はそれ ...

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ACAL=コロナに負けず七夕祭り開催=オンラインとドライブスルーで=特別に短冊もネット販売!

左からACALのフルノ・マサヨシさん、チカザワ・マリーナさん、池崎博文会長

 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は、第42回七夕祭りを8月2日にオンラインとドライブスルーで行うと、20日に記者会見して発表した。同祭は例年、サンパウロ市のリベルダーデ日本広場で開催されていたが、新型コロナウイルスの感染防止につき、本年は特別のやり方に変更となった。池崎会長は「コロナの影響でリベルダーデも暗く ...

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日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(14)=「在伯邦人の衛生戦線異状あり」

戦後に救済会で世話した肺病患者の数を示した表(救済会所蔵)

 WHOの報告書によると、伝染病の代表格である「結核」は過去の病気ではない。今でも世界の10大死因の一つになっており、事実、2017年には世界全体で1千万人が罹患し、130万人が結核で死亡している。日本移民も戦前から結核には苦しめられてきた。  《一九三四年頃より、著るしく同仁会の苦悩を増したのは肺結核患者の出聖激増であった。従 ...

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