連邦検察庁のアウグスト・アラス長官が、「ラヴァ・ジャット(LJ)作戦」を管轄するパラナ州連邦検察局が今までやり過ぎていたと批判し、「そろそろ正常に戻すべきだ」と発言して大きな波紋を呼んでいる。29日付現地紙が報じている。
続きを読む »2020年7月30日の記事一覧
《サンパウロ市》成人11%以上がすでに抗体所持=集団免疫に近づく「でも目指さない」=高齢者の14%所持に市長警告
サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長は28日午前、3回目の抗体検査(exame sorológico)の結果に関する記者会見を行い、少なくとも市民の11・1%、18歳以上の成人約132万人がすでに新型コロナウイルスの抗体を持っていると発表した。 サンパウロ州政府の公式統計では、サンパウロ市の罹患者は18万2027人で、今回 ...
続きを読む »《ブラジル》緊急支援金「片親1200レ」支給に=大統領が拒否権行使
ボルソナロ大統領は28日、新型コロナウイルスの緊急援助金給付に関し、片親家長に1200レアルを支払う新法案に拒否権を行使した。29日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》経済省「解雇者、上半期過去最悪」=正規雇用者の119万人
28日、ブラジル経済省が20年度上半期の全就労・失業者台帳(Caged)を発表した。1992年にCagedを設立以来「上半期で最悪の結果」となる正規雇用者119万人が職を失ったと発表した。
続きを読む »《ブラジル》200万レアル分の偽札出回る=偽造犯リーダーら逮捕
29日、リオ・グランデ・ド・スル州で偽札を製造していたグループが連邦警察に逮捕された。29日付現地サイトが報じている。
続きを読む »東西南北
27日、大サンパウロ都市圏サンベルナルド・ド・カンポで、ジェットスキーをしていた24歳の男性、アンドレ・フェリペ・イグレシアス・ゴンサウヴェスさんが、後ろからきた別のジェットスキーに轢かれて死亡する事故が起きた。この件で警察は、加害者となった26歳女性を業務過失上致死容疑で起訴する予定。この女性はジェットスキー免許を持っていな ...
続きを読む »「かけがえのない経験できた」=JICAリーダー育成事業=日本で法律学んだ佐藤さん
「得た物は知識以外にも多かった。人脈も広がった」―2018年度に研修生として訪日し、信州大学経法学部経済・社会政策科学研究科で修士課程を取得した佐藤レアンドロ繁さん(しげる、パラナ州出身、28歳、四世)は2年間の日本生活で得た物を振り返えって「かけがえのない経験となった」と断言した。 ブラジルの法律に興味ある人や企業と知り合 ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(18)=知らされなかった防疫策
第7回で紹介した、鈴木南樹が笠戸丸以前の体験談を書いた『伯国日本移民の草分』(http://www.brasiliminbunko.com.br/Obras/143.pdf)には、実は次のような続きがある。 ブラスの移民収容所の上司ビートはしたり顔で、《マレタ(マラリア)は早いうちであれば、注射の五、六回もすれば大方治ってし ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第22話
「そうね、その通りよ。私もずっと、もの心ついたときから、いや、それ以前からもうキリスト教信者だったわね。私の家は代々みんなそうだったし、私が生まれた町や地方でも、ほとんどがそうだったわ」 「ということは、日本でもかなり多くのキリスト教信者がいるということですね」 「いえ、そういうことじゃないの。日本でのキリスト教信者は、ほとんど ...
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