サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長は6月29日、サコマン区にある保健所(UBS)の名称を「エジムンド・進・藤田大使」とする法案に署名した。法案を提出した野村アウレリオサンパウロ市議は、「藤田氏は外交官として、さらにブラジル国内の世界保健機関(WHO)でも健康環境改善のため最前線に立ち取り組んできました」と藤田氏の功績と今回 ...
続きを読む »7月 2020の記事一覧
中島宏著『クリスト・レイ』第11話
学校側は相談した上で、特別に夕方遅くからの授業を始めることにした。これは、マルコスのような生徒たちが他にもいて、彼らも昼間は働いていて時間がないため、勉強したくてもできないという事情があったからである。 いずれも日系人ばかりで、年齢的にもほとんどが大人であった。彼らもまた、ブラジルの学校は卒業していたが、年少のとき勉強した日 ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ大統領「陽性だが体調は良好だ」=コロナ感染確認でも強気=記者会見途中でマスクとる
「検査は陽性だが、体調は良好だ」――ボルソナロ大統領は6日、体調を崩したことから新型コロナウイルスのPCRテストを受け、翌7日正午に検査結果を発表した際、そう公言した。大統領はこれまで一貫してコロナウイルスを軽視する言動を行い続け、国際的にも有名になっていた。7日付現地サイトが報じている。 ボルソナロ大統領は6日、38度の熱 ...
続きを読む »《ブラジル》新型コロナでワクチン競争=中国製20日治験開始=英国製は先月末、年末に本格生産
中国製ワクチン導入を急ぐサンパウロ州政府と、英国製ワクチンを進める連邦政府が、まるで競うように交互にニュースを発信している。現段階では英国製が一歩先を行っており、中国製があとを追う形になっている。
続きを読む »《ブラジル》連邦検察庁=サレス環境相解任を請求=最高裁で「大臣責任」審理か
連邦検察庁が6日、リカルド・サレス環境相の解任請求を司法判断の形で求めた。7日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ポルトガル》ブラジル人がコロナ集団感染=人種差別を受ける懸念も
ポルトガルの農村で、ブラジル人住民が新型コロナウイルスに集団感染し、同国民から差別にあう危険性が生じていると、7日付フォーリャ紙サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル自動車協会》4輪生産45%落ち込み予想=会長「呑み込みがたい数字」
ブラジル自動車工業協会(Anfavea)は6日(月)のオンライン記者会見で、2020年の自動車生産台数が1630万台となるとの見通しを発表し、昨年と比較して45%減になるとインヴェスチ・サイトやオートデータなどの現地メディアが報じている。
続きを読む »東西南北
ここのところ連日報じていたように、6日にサンパウロ市でバー、レストラン、美容院が再開された。心配されたのは、開放感と共に人が殺到しないかということだった。だが7日付アゴラ紙の報道だと、再開しても閑散とした状態のバールの写真を写していた。ショッピング・センターのレストラン・エリアでも、再開していない店が予想以上に目立っていた。こ ...
続きを読む »ユニオン三重=「リーマンショック時より深刻」=雇用相談3カ月で700件超え=うち8割が外国人労働者
コロナ禍により、事業が縮小化し日本で働く外国人労働者が相次いで「コロナ切り」にあっているというニュースが日本から報道されている。デカセギ達は今どういった現状なのか、在日ブラジル人が多く住む三重県の労働組合ユニオンみえ(三重一般労働組合)の神部紅(じんぶ・あかい)さんに6月末にメール取材すると「相談件数が急増。リーマンショック時 ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(4)=悪性マラリアの巣窟アマゾン
本紙4月2日付に「コロナ災禍 連帯メッセージリレー」第1回目として掲載された《今は耐え、いずれ一気に行動へ!》と題するブラジル日本都道府県人会連合会・山田康夫会長(当時)の寄稿文には、こんな一節があった。 《過去を振り返れば、日系社会はこの新型コロナウイルスの問題以上の多くの困難を乗り越え、今日に至っております。 こういっ ...
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