6月30日から1日未明にかけてブラジル南部で発生した爆発的サイクロン(ciclone bomba)の影響を受け、多数の家屋倒壊の被害に加え、10人の死者を出した。リオ、サンパウロ両州でも多数の倒木を引き起こし、街路分断、各地で停電被害に見舞われた。 これは温帯低気圧(Ciclone extratropical)の一種。南極か ...
続きを読む »7月 2020の記事一覧
《ブラジル》アプリ配達員が初の大型スト=外出自粛中大活躍だが低待遇
1日、サンパウロ市をはじめ全国的に、食事の出前を行う携帯アプリの配達員たちによる初めての大型ストが行われた。同日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《サンパウロ州》インフル予防接種全員に拡大=希望者は最寄り保健所で
サンパウロ州政府は3月からインフルエンザ予防接種を始めていたが、今月から対象が全員に拡大したので、誰でも接種できるようになった。
続きを読む »《ブラジル》ルーラ氏がボルソナロ政権批判=「地球上で最も堕落した政府」
ルーラ元大統領(PT)は6月29日、ボルソナロ政権を「地球上で最も堕落した政府だ」と批判し、現大統領が新型コロナウイルスのパンデミック対策への姿勢を変えない場合、「救われる可能性のある何千人もの同志の死を、我々は2022年まで嘆き続けることになるだろう」と述べた。UOLサイト29日付けなどが報じた。
続きを読む »東西南北
最新のダッタフォーリャ世論調査によると、新型コロナウイルスに伴う緊急支援金を受けている層においても、ボルソナロ政権の評価が意外と低いことが分かった。「悪い」と思っている人が49%もおり、「良い」と思っている人の26%の倍近くいることがわかった。さらに、彼らの61%が「ボルソナロ大統領自身がコロナの事態を悪くした」と考えているこ ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(1)=上塚植民地を襲ったスペイン風邪
ブラジルの新型コロナウイルスの感染拡大は、まったく終息の気配をみせない現状だ。だが、ブラジル日本移民史は開拓の歴史だが、ウイルスのような感染症との戦いの連続だった。戦前の南米は熱帯性感染症の巣窟と見られており、温帯で生まれ育った日本移民にとってはDNAにまったく耐性のない病原体とのむき出しの格闘だ。日本移民112周年というタイ ...
続きを読む »■ひとマチ点描■ 移民の日法要に画面で参加
6月18日にブラジル日本文化福祉協会とブラジル日本都道府県人会連合会、ブラジル仏教連合会が主催し、日本移民112年を記念した先没者法要がオンラインで開催された。その際、伊藤紀美子山口県人会長は要田武前会長と共に県人会館で法要動画をモニターに映して法要に参加した。 電話取材で伊藤会長は「コロナ禍でも法要が途切れる事無く続ける事 ...
続きを読む »『西風』第11号を発刊=移民問題やブラジル現状分析
西風会(せいふうかい)は4月に「西風」11号(186頁)を刊行した。 今回は西風会の座談会を3回分掲載。テーマは「現代の移民問題について」参加者9人、「ブラジルの現状と将来」参加者10人、「海外に永住する日本人について」参加者8人が各テーマについて話し合った。 10号から続いて掲載、当紙でのおなじみの駒形秀雄さんによる「世 ...
続きを読む »ジャパンハウス=招き猫、武道、建築、七夕祭り=オンラインで日本文化紹介
サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)が、クアレンテナ(検疫)に対応してオンライン上で様々な日本文化を紹介する「#JhspOnline」を引き続き開催されており、7月10日までのスケジュールを紹介する。 ▼7月1日(水)「美食:藍染・カフェ茶房未来の両シェフによる特別レシピ」 ▼2日(木 ...
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