連邦貯蓄銀行(CAIXA)は21日、新型コロナウイルスの緊急支援金を受給するために作られたネット口座で、不正が認められたものを使用差し止めにしたと発表した。21日付現地サイトが報じている。
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東西南北
新型コロナウイルスに対する外出規制が緩和され、交通機関に人が戻っているサンパウロ市だが、アゴラ紙の報道によれば、地下鉄やCPTMではコロナ対策のルールが守られていない駅が目立っているという。どの駅でも、利用客の手を消毒するためのアルコールジェルがきちんと置かれておらず、駅のプラットフォームや螺旋階段で対人距離がしっかり取られて ...
続きを読む »新型コロナと共生するには=桜田医院の医師らに聞く=感染予防と対策の具体例=お勧めはオンライン診療
「新型コロナでの経済活動再開につき皆さんから不安な声を聞きます。未知の部分が多い病気ですが、このインタビューを通して現状で解っている感染対策、もしかかった場合の治療法を知っていただき出来るだけ安全な復帰ができてもらえば嬉しいです」――サンパウロ市パウリスタ大通りに桜田医院を構える桜田ローザ院長(56歳・二世)は、今回のオンライ ...
続きを読む »「長いようで短かった」=野口総領事オンライン送別会=1400人が別れ惜しむ
7月末で帰朝する野口泰在サンパウロ総領事の送別会が日系33団体の共催により7月14日(火)18時から文協ユーチューブから中継する形で開催され、1400人以上が視聴した。ブラジル日本文化福祉協会(文協)、サンパウロ日伯援護協会(援協)、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)、ブラジル日本商工会議所(商議所)、日伯文化連盟(アリア ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(12)=見るも恐ろしい「森林梅毒」
戦前、日本移民の最大の敵はまさにマラリアや森林梅毒、十二指腸虫病、トラコーマ、黄熱病などの感染症だった。 中でもマラリアの次に、戦前の日本移民を悩ませたのが「リーシュマニア症」で、移民は「森林梅毒」と呼んでいた。ポ語では「Leishmaniose」、ポ語通称「ferida brava」だ。 『40年史』にも《罹病数において ...
続きを読む »JICA横浜=海外移住資料館が新企画展開始=くまモンと学ぼう!熊本移民史
JICA横浜海外移住資料館は21日より営業を再開し、10月25日まで「くまモンと学ぼう! 熊本移民の歴史を活躍―こぎゃんすごか、わさもんと肥後もっこす―」を開催している。本イベントは、広島、沖縄の次に移民送出数の多い熊本県の移民史を紹介する企画展だ。 同イベントでは、ブラジル第一回移民船「笠戸丸」に総監督として乗船し移住した ...
続きを読む »■ひとマチ点描■コロナでもパウ・ブラジル真っ盛り
20日、南米開発青年隊の小山徳(のぼる)さんから、パウ・ブラジルが満開になった写真が送られてきた。 いわく「昨日、プラッサ・リベルダーデを通りましたらマックドナルドの前のタクシー乗り場の側にあるパウ・ブラジルの樹に花が沢山咲いていました。見頃は今週いっぱいかと思いますので観に行ってコロナウイルス不景気を吹っ飛ばしてきて下さい ...
続きを読む »大耳小耳
18日付本面記事《日系女性初のブラジル大使誕生=石谷ファチマ恵子さん快挙!=姉妹3人が外交官の家系》に関して、「女性大使の任地が書いてないが、どこの国の大使になったのか?」という問い合わせがあちこちからあったので、補足する。ブラジルの場合、「Embaixador(a)」は職務、業務ではなく、階位、ステータスのようなものとのこと ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第17話
自分にそう言い聞かせつつも、なかなか思い通りにはいかない。困ったものである。 アヤとの約束は、そのような意味での緊張感を伴うものであった。 正直なところ、この時、彼女に対する淡い慕情のようなものが、マルコスの中で芽生えつつあった。彼はそのことに対して驚きつつ、狼狽している。このような感情が生まれてきたことに対して、慌てている ...
続きを読む »サンパウロ州議会に「憎悪部隊」援軍=政敵をフェイクニュースや罵詈雑言でSNS攻撃=リーダーは州議会議員
フェイクニュース(虚報)やヘイト・スピーチを拡散する「憎悪部隊(gabinete do ódio)」が大統領府内にあると言われているが、その強力な援軍としてサンパウロ州議のドウグラス・ガルシア氏(社会自由党・PSL)が同様の組織を率いていたことが、情報公開の結果から明らかになりつつある。20日付エスタード紙が報じている。 「 ...
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