2020年9月2日の記事一覧

《ブラジル》2Qは史上最悪のGDP9・7%減=コロナでサービス、工業は壊滅=正式なリセッションに突入

 ブラジル地理統計院(IBGE)が1日、20年第2四半期の国内総生産(GDP)は前期比で9・7%減だったと発表した。減少幅は史上最大で、新型コロナウイルスの感染拡大がもたらした経済的な打撃の大きさを物語った。2期連続のマイナス成長を記録、正式なリセッションに突入した。1日付現地紙サイトが報じている。

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《ブラジル》パンタナル火災が史上最悪レベル=アマゾン並みの大自然に火の手

 パンタナルでは8月としては史上2番目に多い5935件の森林火災が発生したと、ブラジル国立宇宙研究所(Inpe)が1日に発表した。同日付現地サイトが報じた。  Inpeによる森林火災観測は1998年に始まった。パンタナルでの8月の森林火災最多は、2005年の5993件だ。今年8月の件数は昨年同月の3・5倍に及んでいる。  パンタ ...

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《リオ市》市長親衛隊が取材妨害=批判的メディアを標的に

 マルセロ・クリヴェラ・リオ市長への批判報道を妨害しようとしていた、同市長側近に対する捜査を、リオ市警は1日に行った。同日付現地サイトが報じている。

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《サンパウロ市長選》PSL候補はジョイセ=大統領との対立で有名に

 8月31日、社会自由党(PSL)は11月のサンパウロ市長選にジョイセ・ハッセルマン下議を出馬させることを発表した。1日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》110万人が職場に復帰=8月第1週の調査で判明

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために、社会的な距離をとる事などが求められた事で一時的な解雇止めなどが起き、職場を離れていた人の内、約110万人が職場に復帰した事がわかったと8月28日付現地サイトが報じた。

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東西南北

 ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は、10月7日からの学校での対面授業再開を目指している。だが8月31日付現地紙によると、全38市で構成される大サンパウロ都市圏の内、9市は既に、学校での対面授業再開を2021年に定めているという。その9市とは、コチア、イタペヴィ、マイリポラン、マウア、オザスコ、ピラポラ・ド・ボン・ジェズス、リ ...

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【マーケット短報】NYの後押しで株価回復、行政改革への期待でドル下落

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《ブラジル》コロナ禍で広がる教育格差=870万人が遠隔授業不可

 新型コロナウイルスの感染拡大で、大半の学校では対面授業を中止した。多くの学校は遠隔授業を行っているが、その開始に手間取った自治体や学校が多い上、授業への参加率は地域や所得による格差が大きい。  ブラジル地理統計院(IBGE)がコロナ禍の影響を調査するために行っている全国家庭サンプル調査コロナ版(Pnad covid 19)によ ...

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特別寄稿=モーリタニアを救った日本人=タコ漁を教えた中村正明さん=サンパウロ市在住 酒本恵三

 アフリカを貧困から救った一人の日本人――。モーリタニアという国を知っていますか。アフリカ北西部に位置するモーリタニアは、人口はおよそ300万人。国土の9割は砂漠で覆われており、砂漠と大西洋に沈む夕日を楽しめます。  平均月収はおよそ2万ウギア、円に換算すると7千円弱です。2011年のある日の事です。モーリタニアにある日本大使館 ...

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クリチーバ=日本広場にLED景観照明=市が日系人貢献に感謝して設置

右から2番目が高木昌弘在クリチーバ総領事(Pedro RibasSMCS)

 パラナ州都クリチーバ市のアグァ・ヴェルデ地区にある日本広場内に建つ「文化の家」にLEDによる景観照明が7月下旬頃から設置され、8月8日にラファエル・グレカ市長へ引き渡された。  景観照明は市の公共事業によって設置されており、グレカ市長は「文化や、農業、科学、産業、商業により多民族形成に非常に重要な貢献をしてきた日系人への感謝の ...

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