2020年9月23日の記事一覧

リオ市=24時間で1月分以上の雨=各地で洪水などの水害発生

 リオ市やその周辺部では22日未明から強い雨が続いており、リオ市役所の昼過ぎの発表によると、24時間で降った雨は既に9月の平均降水量を超えたという。

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《ブラジル》パンタナルの火災は犯罪行為?=農場からの火で保護区も焼失

 地球温暖化で、ブラジル中西部では過去50年で最悪とされる干ばつに襲われている。ただし法定アマゾンやパンタナルでの森林火災が例年より多いのは干ばつや高温だけが原因ではなく、人間の手も加わっている。

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《ブラジル》大統領が国連演説で物議=「私は森林火災フェイクニュースの犠牲者」=コロナ禍の責任をマスコミに転嫁

 ボルソナロ大統領は22日、国連総会で開会演説を行い、「自分は、アマゾンやパンタナルの偽情報を流す人たちのキャンペーンの犠牲者だ」と発言。さらに、根拠として信ぴょう性や正確さに欠ける発言を連発し、物議を醸した。22日付現地サイトが報じている。  今年の国連総会での演説は、コロナウイルスの影響もあり、ビデオ動画の形で行われた。大統 ...

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《ブラジル》即時振り込み新方式Pix=24時間即時送金の優れモノ=11月から稼動開始

 中銀が2月に導入を発表したPix(即時支払い)の正式稼働まで2カ月を切り、金融機関が諸準備や顧客確保に躍起になっている。

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リオ選裁=クリヴェラの市長選出馬危機=大統領派の判事が助け舟出す

 21日、リオ選挙地域裁(TRE)が、リオ市長のマルセロ・クリヴェラ被告に対する公職濫用疑惑の審理を行い、大半の判事が有罪で「8年間の選挙出馬禁止」判断を下した中、ボルソナロ大統領から指名されたばかりの判事の見直し要求で、結論が先延ばしとなった。22日付現地紙が報じている。

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《サンパウロ市》大気汚染が51%減少=コロナでバスの本数減で

 エネルギー環境研究所(Iema)が22日、パンデミックのせいでバス運行本数が減ったため、サンパウロ市の二酸化炭素排出量が52%も減ったと発表したと同日付現地サイトが報じた。

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世界経済フォーラム=2人のブラジル人に栄誉=黒人女性や新企業家支援で

 ニューヨークで開かれている「世界経済フォーラム」で、2人のブラジル人が「社会の発展に貢献した22人」に選ばれた。22日付現地紙が報じている。

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東西南北

 新型コロナウイルスの感染爆発の最中に評判が上がった企業のひとつに、家具や電子電気機器の小売業者マガジネ・ルイーザがある。これまでも、「外出自粛期間中の従業員解雇なし」「ネット販売の送料無料」「コロナ対策への巨額寄付」などが話題となっていたが、同社は現在、「黒人のみを対象とした研修プログラム」を開いて話題を呼んでいる。これには「 ...

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JICA=日系社会リーダー育成事業=中南米研修生25人参加(下)=新時代の統率力とは

左下が宮部さん、右下はボリビア出身の山崎さん(JICA提供画像)

 最終日にクリーク・アンド・リバー社の松永雄さんが、日本文化として世界で広く普及される「アニメ」を中心にポップカルチャーを紹介。日本だけでなく海外人気も高い「ワンピース」「ナルト」「鬼滅の刃」などでも作品中でリーダーシップについてわかりやすく描かれているそう。スライドに並べられた3作品の画像から「一目でわかることは仲間が多いこと ...

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日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(10)

ブラジル時報の紙面(「南米写真帳」、1921年、永田稠より)

③『ブラジル時報』  1916年8月にブラジル移民会社が4年間で2万人の日本移民を導入する契約を聖州政府と交わしたことを聞きつけた週刊『南米』の星名と、創刊したばかりの『日伯新聞』の金子、輪湖の3人が同移民会社支配人の神谷忠雄を訪問した。  3人は活字の寄付を要請したが、神谷は突っぱねた上、移民会社に批判的な邦字紙をこのまま放っ ...

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