2020年9月24日の記事一覧

《サンパウロ州》地下鉄と都電の客が倍に=感染注意喚起しつつ経済稼動へ

 サンパウロ市の地下鉄と都電(CPTM)の利用客が増え、8月は4月のほぼ倍になった。サンパウロ市と近郊の住民で鉄道輸送を利用した人は、4600万人から9千万人に増えた。

続きを読む »

《ブラジル》世界のメディアや環境団体から批判殺到=大統領の国連演説に=支持者向け主張に終始

 【既報関連】ボルソナロ大統領が22日に国連総会で行った演説が全世界的に強い反発を招いている。とりわけ、環境問題と新型コロナウイルス対策への批判が相次ぎ、事実と異なる発言を行ったことに疑問の声も出ている。23日付現地紙が報じている。  22日の大統領演説は、同氏陣営では受けが良かった。下院の前連邦政府リーダーのヴィットル・ウゴ下 ...

続きを読む »

《ブラジル》基礎的収支赤字は8610億レ=経済省が予想額引き上げ=外国人投資減傾向は拡大

 経済省は今年の基礎的収支赤字が8610億レアルに達する見込みだと発表したと、22日付現地紙サイトが報じた。7月末時点で、同赤字は7874億5千万レアルと見込まれていたから大幅な上方修正だ。

続きを読む »

《サンパウロ州政府》コロナワクチン年内実用化に意気込み=中国製の治験良好報告うけ

 治験最終段階で良い報告が得られていることで、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)が、中国製のワクチンを12月にも実用化させたいと考えているという。23日付現地サイトが報じている。

続きを読む »

《ブラジル》経常収支黒字は8月に37億ドル=統計開始以来で最高

 ブラジル中央銀行が23日、8月の経常収支は37億2100万ドルの黒字で、8月としては1995年の統計開始以来で最高と発表したと同日付ニュースサイトが報じた。昨年同月は30億3200万ドルの黒字だった。

続きを読む »

《リオ州知事》罷免中止求めて最高裁に提訴=州議会での審議開始投票の日に

 停職中のウィルソン・ヴィッツェル・リオ州知事(キリスト教社会党・PSC)が23日、リオ州議会での罷免審議を止めるべく最高裁に訴えを起こした。23日付現地紙が報じている。

続きを読む »

東西南北

 米国のタイム誌が22日、「世界で最も影響力のある100人」に、ブラジルからはボルソナロ大統領とユーチューバーのフェリペ・ネットの2人を選んだ。ボルソナロ大統領といえば、今やトランプ大統領と並ぶ“世界的な政治家”。タイム誌が7、8年前に、ジウマ大統領を同様の企画で「進歩的な女性像」として選び続けていたことを考えると隔世の感がある ...

続きを読む »

【マーケット短報】ibovespa6月以来初めての96000P割れ、ドル上昇で5.60レアル直前

続きを読む »

ACAL=七夕短冊のお焚き上げ=少人数でコロナ禍収束願う

中央が逢坂神主、その手前で燃える火に短冊を投げ込んでいるのが池崎博文会長、その右が羽藤市議

 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は、8月2日に開催された七夕祭りで集まった短冊の「お焚き上げ」を9月12日午前にサンパウロ市の東洋会館内の庭園で行った。当日は新型コロナウイルスの感染防止のため、例年と打って変わり15人程の少人数で行われた。焚き上げ式は、南米大神宮の逢坂和男神主が取り仕切り、修祓、遷霊、献饌、 ...

続きを読む »

日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(11)

日系メディア史(11)ブラジル時報の黒石清作とその家族(「南米写真帳」、1921年、永田稠より)

 主幹・黒石、編集・輪湖、さらに豊富な資金と活字で、予定通り既存紙を圧倒した。  「既存の二新聞を見下ろしながら、新活字で当初から千五百部も印刷して、購読料など念頭に置かず、経営を続けて行った。他の両新聞が如何に挑戦しても、謄写版や石版では先ず其の武器に於いて敵すべくもなかったので、『時報』の勢力は漸次二社を圧倒して行った。その ...

続きを読む »